三浦しをん「木暮荘物語」

今回は初めましての三浦しをんさんです。
お名前だけでは男性なのか女性なのかわからない
作者さんですね。
え？そんなことない？？
だって以前、恩田陸さんのこと男性だと思ってた
んですもの。
三浦しをんさんは女性でしたね～。
年下のお方でした。

橋本ななみんが三浦しをんさんは移動中にササッと
読めるのが良いと言っていたのを思い出して、ちょっと
読んでみようかなぁって思ったのです。

さてさて、おんぼろアパート木暮荘。
大家さん、女子大生、サラリーマン、花屋の店員。
どの住人もその周りの人たちもそんな奴いないよ～
とは言い切れない絶妙な変人具合。
そして、花屋のオーナー夫婦、花屋のお客さん、
トリマー、ヤのつくお方。
みんなそれぞれ奇妙だけど、なぜか愛嬌があって
なんか気になる人たち。
どれも不思議な雰囲気のお話だったな～。

どのお話も性がからんだお話でした。
それぞれの性への思いが人間らしさを醸し出して
いて、そこがちょっと気になっちゃう要因だったの
かもしれないなーなんて思いました。
おもしろかったです。

三浦しをんさん、他の作品も読んでみたいな。


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