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「動物のお医者さん」佐々木倫子

2023年11月28日 | アニメ、マンガ レビュー

「動物のお医者さん」全12巻

佐々木倫子

1987年から1993年にかけて『花とゆめ』にて連載。

 

このマンガの単行本を買ったのは、たぶん30年近く前だと思います。

近所の古本屋にたまたま全巻そろっていて、思わず買ってしまってファンになりました。

何度かの引っ越しの時も処分せず、毎回持ってきた愛着のあるマンガです😻

 

20年前にテレビドラマにもなって、配役がみなさんピッタリで

すごく面白かったです。

特に菱沼聖子役の和久井映見がどんぴしゃりでした!

 

ストーリーは主人公のハムテル(西根公輝)が、H大学の獣医学部へ入学して

獣医を目指すお話ですが

登場人物たちがみなさん個性的で、友人の二階堂はネズミが苦手

先輩の菱沼さん(女性)はおっとりマイペースでなかなか就職が決まらない。

漆原教授の傍若無人ぶりは回りを巻き込むし...

 

ハムテルは漆原教授に押し付けられた、仔犬のチョビ(シベリアンハスキー)を飼うことになり

さらにスナネズミまで飼い始めて、元々家にいた猫のミケやニワトリのヒヨちゃんなど

大所帯になるが、おうちも広いし、みんなでワイワイ楽しそう(*´▽`*)

 

確かこのマンガの影響でシベリアンハスキーが大人気になり

さらに獣医学部へ入る女子が増えたとか?聞いた覚えがあります。

 

久しぶりに全巻読んでみましたが、

これはもう現実逃避にはうってつけの物語ですね(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

 連載が昭和の終わりから平成の初め頃なので、携帯電話も出てこない。

どこかみんな心に余裕があって、のんびりしています。

 

それと、美男美女がでてくるのに、恋愛に発展しないところが読んでいてラクチンだし

主人公のハムテルのテンションの低さが私は好きで

こういうタイプは男性女性にかかわらずお友達になりたいですねぇ( *´艸`)