ミホの日記

ミホの華麗(加齢)なる?40ライフ

優しい人に出会う

2014-02-14 21:52:32 | 日々のできごと
先日神奈川に大雪が振りました。

お味噌作りの話題を書きたい気持ちがありつつ、忙しい日々で更新が遅れました。

大雪の中遅番での出勤。ワタシが使う電鉄はめったな事で止まらないので、心配なんて皆無でした。

それでも、万が一にそなえ普段より一枚多く着て大きめのタオルと携帯の充電器を持って出勤しました。

ところが…

夕方になっても雪は治まるどころか降り続けます。

風も強くなってきました。

Twitterで情報を集めますが、状況はどんどんヒドくなり、あやうい感じになってきました。

それでも「電車は止まらない!」という信念のもとお仕事をします。

15分早く閉店が決まったのは閉店20分前。(っておいおい)

急いで締め作業をすすめ、とにかく駅に急ぎました…が…

タッチの差で電車が止まってしまいました。

いつも出来るだけお金は余裕をもって持つようにしていますが、この日に限って所持金が少ない。

下ろそうにも、コンビニや銀行は単発的に起こる停電で軒並み使えない。

あ~~~~歩いて帰るしかないね。

とりあえず帰り方面に歩いてると、一軒明かりがついてる銀行がありました。

お金が下ろせたので、タクシーの列に並びます。

来ない…

来ない…

列が短くなるのは、あきらめて列を離れる人がいるからです。

心配して電話をくれたその日お休みの先輩が「タクシー拾って迎えに行ってあげる」と行って寒いなか路上に出てくれました。

夜10時をまわり「もう歩くしかなかろう」と先輩に「歩く」コールをして家方面に向かいました。

「よし歩くぞ!」と決めて立ち寄ったコンビニの店先で

「お宿がとれたから泊って帰るわ」と話している女性がいました。

職場周辺のホテルやネットカフェは軒並み一杯であきらめていましたが、女性に声をかけてみました。

「あの~お宿がとれたんですか?まだ開いてそうな感じでしたか?」

するとその女性が「あ~ちょっとまってね、ねえねえこの人にさっきのお宿の電話番号おしえてあげてよ」と

連れの女性に言ってくれました。

教えられた番号にかけ、無事に宿を確保する事ができました。

「困った時はお互いさまですからね~」

親切なその方達はお宿まで同行してくださいました。

途中で知ったのですが、ダウン症の人を二人連れた方々でした。

彼らもちょっとお疲れの様子でしたが、「お宿までご一緒させてくださいね」と声をかけると

「はい!」とにっこり笑ってくれました。

そんなこんなで宿で一晩明かす事ができ、無事に翌日帰宅できました。

「困った時はお互いさま」

ワタシ、誰かに頼られたらそう言えるんだろか?

言えるようになれたらいいな。

そう思う出来事でした。

今日もすごい雪で、まるで雪国です。

今日は無事に帰宅できました。

明日またどこかで困ってる人に出会ったら、

親身に接する事ができるかな~

自分が出来る事はしてあげたいな…と思います。