カセ釣り 18

待ちにまった日が来た。昨日は、知り合いのSさんがグレ爆釣で、いい知らせが入った。期待に胸膨らむ思いで12月17日に釣り友4人で、8号9号に乗るよう予約していた。
朝は、めちゃくちゃ寒いけど、釣りのためならなんてことない。
多くの釣り人で、俺ら4人は、二番船で出発して9号に降り、まずマキエをしながら短竿の準備しながらマキエをする。
さあ開始や。待ちにまったまず一投。
なんも当たりがない。
潮も緩かったのでだんご投入しながら仕掛けを入れる。一緒に乗っているiさんも当たりがない。
なんか潮がおかしいし、ふと海面を見ると透明で30センチくらいの長さで赤く丸いのご透明の中にならんでいる。
なんじゃこりゃ、えーまじか、潮の流れに逆らいながらおよいでいるやないか。海面にこの不気味な透明の蛇みたいなのが凄くいる。これを透明ニョロニョロレッドと言おう。
小さいのから大きいのが、海の色もおかしい。
その不気味な透明ニョロニョロレッドがいなくなったら、グレの当たりがきた。けど当たりがかなり小さいし、食い込まない。合わせるまでいかない。
隣のボヤキのiさんのだんごを見ると大きなグレの歯形がついている。やはり当たりが小さいのかあかんな。
時計を見ると10時回っているので、ほっかほっかの弁当を食べて次の作戦を考える。
iさんもガスで熱い湯を沸かしてラーメンを食べている。一枚釣れるまではラーメン食べないと決めてするがあかん。
8番に乗っているＹさんとTさんも釣れてないかして、ボケみたいに会話が聞こえる。
昼過ぎに5番6番の釣り人が帰って行く。
4号も帰って行く。
いつも辛坊のないTさんも思わず帰ろうか、何を言うとんじゃ、せっかく予約して待ちにまった釣りやのに辞めれるわけない。一人で帰れよ。
ボヤキのiさんも、帰るのもったいない、一人で帰れと言っている。Ｙさんは、いつも休まず頑張ってる。
関心やな。次回は一緒に乗ってもいいと思うＹさん。
けどあかんな。
帰りの船が迎えに来た。オヤジに聞くと、誰も釣ってないとの事で、オヤジに透明ニョロニョロレッドの事を言うと、なんじゃそら知らんよ。
知らんか。
次回は、きっと釣れる楽しみやな。

カセ釣り 17

季節も、あっちゅうまに変わり冬となり、水温も下がり、一番釣れない時もあるけど、三木浦のカセの情況を知っておかないと次回につなげれない。
三木浦カセのオヤジも全然あかんでて言うても、釣れるとこは釣れている。
その釣り場の釣りさえ出来たら釣れる。
さあ、12月3日に1番5番みずのカセを予約していたので5人で行き、とりあえずミズノカセに一人で乗り、マキエをしながら短竿の準備しながらマキエを撒いて、潮が早く流れていないのでだんごの投入して、さあ釣り開始。まずは、完全フカセで底まで落とすと何かが触っている。数回同じようにしていて、今度はじわりじわりとテンションかけながらおとしていると、底から10メーターくらいのとこで、いきなりグッとソリッド穂先が押さえ込まれて、バシッと合わす。
重たい、この引きは真鯛かなて思いながら、短竿がきれいに曲がっている。
突っ込みを交わしながら浮いてきたのは真鯛だ。たもに収まり、測るとジャスト60センチ。養殖真鯛脱走犯やけど、これが又甘いし旨いし美味しい。
おもしろい。その後は、潮も変わり上潮だけ行ってる感じ。
他のメンバーの釣果はどんなんやろう、釣れてるやろな、
一回だけグレの当たりがあったが、針かかりしないで、オヤジが迎えに来た。
次回は、17日グレ狙いで8号9号を予約している。
俺は9号に乗る。
17日が楽しみやな。
グレの顔が見えるかな。次回も頑張るぞ。