1月4日(日)昨夜から道の駅「伊勢志摩」で、妻と二人で車中泊をしていた。
天気は快晴であったが気温は少し下がっているように感じていた。愛車エステイマに防寒用のボードを、全ガラス面に施しているためか、エンジン停止状態でも寒さを感じずぐっすり眠ることができた。
朝7時過ぎに起床して、道の駅を見渡すと30台前後の車が車中泊をしている。
隣には浜松新居町から来た車も車中泊をしていた。60代前後の夫婦で挨拶を交わした後、会話がはずんだ。
私の車に施してある防寒用のボードやベッドに興味を示し、私の説明に盛んにうなずいていたのが印象的であった。
この夫婦の車には、カーテンすら施してなく、車の内側から衣類などで目隠しをしていた。
この様な状態でエンジンを止めてとる睡眠は、私の経験からいって相当着込まないと、寒くて眠れないのでは! と感じる。
私達も朝の朝食を済ました後、伊勢志摩国立公園の一角にあり、リアス式海岸や真珠の養殖で、その名が全国に知られている英虞湾(あごわん)を一望できる横山展望台に向かって行った。
横山展望台には15分ほどで到着する。
駐車所から車道の隣にできた道を登って行くと、10分ほどで展望台の下にある木道の通路が見えてくる。
さらに進み木道の通路から突然、眼下にリアス式海岸を誇り、英虞湾に浮かぶ、60余の小島と、幾重にも重なるように出来た半島の絶景が目に入ってくる。
英虞湾の南側には太平洋が広がっているが、太陽光線の逆光を受け、海面は光り輝き、島や陸地の部分は黒ずんで見えている。
また、光り輝く湾には、真珠養殖用の幾数ものいかだが組まれ、組まれたいかだを縫うように、小船が航跡を残しながら行き交っている。
東側には的矢湾の眺望や、大型のレジャー施設・白い高層建築物が、周りの景観とうまく調和して美しく見えている。
南側にもゴルフ場などのレジャー施設や洋風のモダンな建物が建てられ、リゾート地、伊勢志摩地方ならでわの独特の景観をかもし出している。
逆光が強く写真がうまく撮れなかったが、横山展望台から見渡す英虞湾のすばらしさは、東北の松島と並び、群を抜いているように思える。
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横山ってこんなところ
上記写真には次のように書かれている。
「標高203mの横山は、英虞湾(あごわん)周辺では一番高い場所です。
どの方角から見ても尾根が横に長く見えることから横山と呼ばれるようになりました。
横山は昔から英虞湾を眺める場所として大切にされてきました。
文人歌人は横山からの英虞湾の美しさを胸に刻みました。
俳人で小説家でもあった高浜虚子(たかはまきよし=1874~1959年)は「横山」と題した小説の中で「・・・英虞湾はもとよりのこと、島の南端の卍巴の如く鸞入している水は其等の湾を差し挟んで突出している沢山の提のような陸地の間に光って見えた。
私は言下に、これは松嶋よりも景色がいいではないか と言った。・・・」と横山から見た景色の美しさをたたえています。
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リアス式海岸の湾といかだのかもし出す景観が美しい英虞湾
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展望台より東方向の的矢湾やスペイン村などの景観
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展望台より阿児町鵜方(うがた)市街の景観
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湾内の間に出来たゴルフ場やリゾートホテルなどの施設と英虞湾の景観
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入り組んだ湾 どこが出口で、どこが入り口か!迷路のような英虞湾の景観
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真珠養殖用のいかだとリアス式海岸が独特の景観をかもし出している英虞湾
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亜熱帯植物の樹海トンネル 樹海トンネルが続く遊歩道
英虞湾が一望できる横山は、名前の由来通り、横に長い山で、横山展望台、パノラマ展望台、見晴展望台、英虞湾展望台などの施設が整えられ、各展望台とを結ぶ道も近畿自然遊歩道として整備されている。
私達も横山展望台から、西に30分ほどの所にある英虞湾展望台に向かって行った。
遊歩道には、亜熱帯の樹林がトンネルのように道を覆い、この地域独特の景観をかもし出している。
浜島温泉や大峰山系が見渡す西の展望台からくり広がる景観を楽しんでいると、三重県伊賀市から来た5人連れの家族と出合った。
なかなか明るい健康的な家族で、私達の記念写真にも気軽に応じてくれ、ご覧のような写真を撮ることが出来た。
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第三展望台からの英虞湾の景観
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英虞湾の西に位置する御座岬と金毘羅山99mと手前は浜島
熊野灘から英虞湾に出入りする全ての船舶は、御座岬と手前の浜島町にある岬か、東側にある深谷水道を航行しなければならない。
深谷水道は志摩町と大王町の境界に位置し、昭和7年10月に完成した、総延長660m、幅15mの小さな人口の運河で、英虞湾と外海とを結んでいる。
運河にはコンクリート製の橋も架けられ、小さな漁船が行き交う海の回廊として重要視されている。
この運河は、英虞湾と外海をつなぐことで、湾内に海水を循環させ、冬から春にかけての水温低下によるアコヤガイの大量死と赤潮の発生を防ぐ目的で造られた。
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英虞湾を挟んで御座岬と手前の浜島町全景
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西にある展望台から眼下に見る浜島温泉街の景観
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西の展望台で伊賀市から来た5人連れの家族と記念の一枚
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展望台から西方向に見る幾重にも重なる山峰と雪をかぶった大峰山脈
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伊勢志摩国立公園 横山ビジターセンターの内部
横山展望台や山頂に広がる自然遊歩道の散策を終えた私たちは、帰り際にビジターセンターに立ち寄った。
広い館内には、英虞湾の四季を通じた写真や、生物の生態、いかだの種類などが分かりやすく展示されている。
中でもビジターセンターの係りの人の応対ぶりには感心させられる。
大変親切こまめに説明してくれ、それに下記写真の工作物を記念にと言ってプレゼントしてくれた。
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ビジターセンター係員の人たちが作った工作物
横山展望台からの景観やビジターセンターで、英虞湾に関する情報を入手した後、私たちは次の目的地伊勢神宮に向かって行った。
伊勢志摩国立公園
横山ビジターセンター http://www.yokoyama-vc.jp/yokoyama_vc/index1.html
(上記URLはコピーの上、貼り付けて接続してください)
天気は快晴であったが気温は少し下がっているように感じていた。愛車エステイマに防寒用のボードを、全ガラス面に施しているためか、エンジン停止状態でも寒さを感じずぐっすり眠ることができた。
朝7時過ぎに起床して、道の駅を見渡すと30台前後の車が車中泊をしている。
隣には浜松新居町から来た車も車中泊をしていた。60代前後の夫婦で挨拶を交わした後、会話がはずんだ。
私の車に施してある防寒用のボードやベッドに興味を示し、私の説明に盛んにうなずいていたのが印象的であった。
この夫婦の車には、カーテンすら施してなく、車の内側から衣類などで目隠しをしていた。
この様な状態でエンジンを止めてとる睡眠は、私の経験からいって相当着込まないと、寒くて眠れないのでは! と感じる。
私達も朝の朝食を済ました後、伊勢志摩国立公園の一角にあり、リアス式海岸や真珠の養殖で、その名が全国に知られている英虞湾(あごわん)を一望できる横山展望台に向かって行った。
横山展望台には15分ほどで到着する。
駐車所から車道の隣にできた道を登って行くと、10分ほどで展望台の下にある木道の通路が見えてくる。
さらに進み木道の通路から突然、眼下にリアス式海岸を誇り、英虞湾に浮かぶ、60余の小島と、幾重にも重なるように出来た半島の絶景が目に入ってくる。
英虞湾の南側には太平洋が広がっているが、太陽光線の逆光を受け、海面は光り輝き、島や陸地の部分は黒ずんで見えている。
また、光り輝く湾には、真珠養殖用の幾数ものいかだが組まれ、組まれたいかだを縫うように、小船が航跡を残しながら行き交っている。
東側には的矢湾の眺望や、大型のレジャー施設・白い高層建築物が、周りの景観とうまく調和して美しく見えている。
南側にもゴルフ場などのレジャー施設や洋風のモダンな建物が建てられ、リゾート地、伊勢志摩地方ならでわの独特の景観をかもし出している。
逆光が強く写真がうまく撮れなかったが、横山展望台から見渡す英虞湾のすばらしさは、東北の松島と並び、群を抜いているように思える。
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横山ってこんなところ
上記写真には次のように書かれている。
「標高203mの横山は、英虞湾(あごわん)周辺では一番高い場所です。
どの方角から見ても尾根が横に長く見えることから横山と呼ばれるようになりました。
横山は昔から英虞湾を眺める場所として大切にされてきました。
文人歌人は横山からの英虞湾の美しさを胸に刻みました。
俳人で小説家でもあった高浜虚子(たかはまきよし=1874~1959年)は「横山」と題した小説の中で「・・・英虞湾はもとよりのこと、島の南端の卍巴の如く鸞入している水は其等の湾を差し挟んで突出している沢山の提のような陸地の間に光って見えた。
私は言下に、これは松嶋よりも景色がいいではないか と言った。・・・」と横山から見た景色の美しさをたたえています。
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リアス式海岸の湾といかだのかもし出す景観が美しい英虞湾
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展望台より東方向の的矢湾やスペイン村などの景観
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展望台より阿児町鵜方(うがた)市街の景観
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湾内の間に出来たゴルフ場やリゾートホテルなどの施設と英虞湾の景観
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入り組んだ湾 どこが出口で、どこが入り口か!迷路のような英虞湾の景観
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真珠養殖用のいかだとリアス式海岸が独特の景観をかもし出している英虞湾
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亜熱帯植物の樹海トンネル 樹海トンネルが続く遊歩道
英虞湾が一望できる横山は、名前の由来通り、横に長い山で、横山展望台、パノラマ展望台、見晴展望台、英虞湾展望台などの施設が整えられ、各展望台とを結ぶ道も近畿自然遊歩道として整備されている。
私達も横山展望台から、西に30分ほどの所にある英虞湾展望台に向かって行った。
遊歩道には、亜熱帯の樹林がトンネルのように道を覆い、この地域独特の景観をかもし出している。
浜島温泉や大峰山系が見渡す西の展望台からくり広がる景観を楽しんでいると、三重県伊賀市から来た5人連れの家族と出合った。
なかなか明るい健康的な家族で、私達の記念写真にも気軽に応じてくれ、ご覧のような写真を撮ることが出来た。
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第三展望台からの英虞湾の景観
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英虞湾の西に位置する御座岬と金毘羅山99mと手前は浜島
熊野灘から英虞湾に出入りする全ての船舶は、御座岬と手前の浜島町にある岬か、東側にある深谷水道を航行しなければならない。
深谷水道は志摩町と大王町の境界に位置し、昭和7年10月に完成した、総延長660m、幅15mの小さな人口の運河で、英虞湾と外海とを結んでいる。
運河にはコンクリート製の橋も架けられ、小さな漁船が行き交う海の回廊として重要視されている。
この運河は、英虞湾と外海をつなぐことで、湾内に海水を循環させ、冬から春にかけての水温低下によるアコヤガイの大量死と赤潮の発生を防ぐ目的で造られた。
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英虞湾を挟んで御座岬と手前の浜島町全景
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西にある展望台から眼下に見る浜島温泉街の景観
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西の展望台で伊賀市から来た5人連れの家族と記念の一枚
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展望台から西方向に見る幾重にも重なる山峰と雪をかぶった大峰山脈
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伊勢志摩国立公園 横山ビジターセンターの内部
横山展望台や山頂に広がる自然遊歩道の散策を終えた私たちは、帰り際にビジターセンターに立ち寄った。
広い館内には、英虞湾の四季を通じた写真や、生物の生態、いかだの種類などが分かりやすく展示されている。
中でもビジターセンターの係りの人の応対ぶりには感心させられる。
大変親切こまめに説明してくれ、それに下記写真の工作物を記念にと言ってプレゼントしてくれた。
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ビジターセンター係員の人たちが作った工作物
横山展望台からの景観やビジターセンターで、英虞湾に関する情報を入手した後、私たちは次の目的地伊勢神宮に向かって行った。
伊勢志摩国立公園
横山ビジターセンター http://www.yokoyama-vc.jp/yokoyama_vc/index1.html
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