変態（文鳥花子作）

朴は、たぶんへんたいである、今でも女を見たら想像してしまう。
そう、子供のころから、女のにおいと、汗ばむ下着を見たら、興奮していた。

そう、朴はへんたいである、僕はたぶんそのまま年おいていった。
ある日、僕は、素敵な素敵な女を見つけた、そしてその女の家をのぞきはじめた。

その女は、僕の好みでとても、美しい体をしていた。
僕は、その女の下着を見たいと思った。

その女の家はすぐにわかった、あとをつけていったからだ。
僕は、お金が少しあったので、鍵のことを勉強したそう忍び込むためなのだ。

変態は、忍び込むための勉強に励んでついに、鍵をあけれるようになった。
その女の留守に、忍び込むことにした。

女は、朝の８時から夕方の６時までは、たいてい留守にしていた。
その間、朴は、忍び込んでみたのだ。

女の家は、古い文化住宅の端にあり、古ぼけた玄関に少しだけ昭和の香りがした。
さっそく、朴は部屋に忍び込んでみた。

古ぼけた、ベッドの上にねてみた。朴はそこで一人エッチをたのしんだ。
そのあとに、たんすから下着をだして、また、一人エッチをたのしんだのだ。

朴はそれから、その女の下着をはいてみたりした。
においをかいだりして、そして一人エッチをまたした。

のぞきは、小さなカメラをつけて、うまくスマホからのぞいていた。
もちろん、盗聴器をつけて、用心深くたまにしのびこんでいた。

朴は、その楽しみで希望ができて長生きした。
忍び込んでから、１０年以上は生きた。

朴は、もうおじいさんなのだ、そして変態で、仕事は昔は泥棒だったのだ。
鍵も最近のは、開けにくいので勉強をしなおしてまで女の家に忍び込んだのだ。

朴は、今でも生きていたら、変態だと思う。
死んでから、部屋から女の下着がたくさん出てきた。

そして、僕の子供も、やがて変態として、遺伝して生きていくのだ。
朴は、変態の遺伝子をかたりついでゆく、本当のへんたいであったのだ。

☆もちろん、フィクションであります。