わたしは、おばあちゃんになっていた。
ぶさいくできたなく、くさいおばあちゃんになっていた。
鏡をすべて叩き割って、こわしていた。
足もこしもすべて、痛くて歩くのもしんどくなっていた。
体がしんどいのであるときに、病院に行った。
ほどなく、胃の少し下に、癌が見つかった。
余命半年らしかった。
おばあちゃんは、痛みには弱いのでながいきしたくはなかった。
自殺するために、練炭を買って用意した。
そして、部屋中の隙間をめばりして、自殺した。
おばあちゃんは、青い顔をして、とうとう死んだ。
みにくい、人生をはかなく終えた。
ところが、おばあちゃんは、天国に行くことはできなかった。
自殺したからいけなかったのか、それはわからないが。
幽霊になって、そのままただようことになった。
真夏になると、ありとあらゆるところにでていき、世間をたのしくさせた。
おばあちゃんは、とてもたのしくなった。
みんなが幽霊と騒げば、おばあちゃんは、生きがい?死にがいがあった。
おばあちゃんは、今年も楽しく死んでいる。
天国にいけないので、幽霊としてうまれかわり、楽しく生きている。
たまに、死んでいることをわすれるのだが。
それでも、みんなが騒いで、こわがってくれると、本当にたのしいのだ。
おばあちゃんは、死んでから天国にのぼるまでに、ずっと地上でおばけとしていきた。
みにくい、くさい、汚いおばあちゃんも、幽霊ならとてもたのしくすごせたのであった。
ぶさいくできたなく、くさいおばあちゃんになっていた。
鏡をすべて叩き割って、こわしていた。
足もこしもすべて、痛くて歩くのもしんどくなっていた。
体がしんどいのであるときに、病院に行った。
ほどなく、胃の少し下に、癌が見つかった。
余命半年らしかった。
おばあちゃんは、痛みには弱いのでながいきしたくはなかった。
自殺するために、練炭を買って用意した。
そして、部屋中の隙間をめばりして、自殺した。
おばあちゃんは、青い顔をして、とうとう死んだ。
みにくい、人生をはかなく終えた。
ところが、おばあちゃんは、天国に行くことはできなかった。
自殺したからいけなかったのか、それはわからないが。
幽霊になって、そのままただようことになった。
真夏になると、ありとあらゆるところにでていき、世間をたのしくさせた。
おばあちゃんは、とてもたのしくなった。
みんなが幽霊と騒げば、おばあちゃんは、生きがい?死にがいがあった。
おばあちゃんは、今年も楽しく死んでいる。
天国にいけないので、幽霊としてうまれかわり、楽しく生きている。
たまに、死んでいることをわすれるのだが。
それでも、みんなが騒いで、こわがってくれると、本当にたのしいのだ。
おばあちゃんは、死んでから天国にのぼるまでに、ずっと地上でおばけとしていきた。
みにくい、くさい、汚いおばあちゃんも、幽霊ならとてもたのしくすごせたのであった。