今日は節分か?いろんなところで行事が行われているのだろうな?今日の夕食は「恵方巻き」年の数だけ豆を食べ、「しゃべってはいけない」と娘にたしなめられ、イワシの頭とヒイラギはなし!
伝統行事もコマシャルリズムに乗せられて、祭り上げられるものと、消えていくもの。
そういえば、バレンタインデー 、ハロウィンと商業ベースが主導して文化が変化していく。形のあるものは継承され変化していくが、形の見えないものは消えていく。見えないものに形にしていく。見えないものを守り続けていく、そんな文化を守りたいと思う。
見えないものに価値を置き、伝えていきたいものだ。また、時代や社会の変化に対応した見えないものの可視化の工夫も必要だ。
大立山まつりも、観光のためだけだはなく「見えないものの可視化」だったのではないか?
玄関に魚の頭に葉っぱをつけて飾ってあるのを不思議に思った昔を思い出してしまった。
先日の小中一貫サミットinならで中学生が「思いをつなぐ」というプレゼンを、英語を交えてやってくれた。奈良の観光の目玉である大仏さまを通して、聖武天皇の建立の想い、そして2度3度と首が落ち戦火に焼かれた大仏殿を復興させてきた人たちの想いを繋いでいきたいと(世界に)語ってくれたことを思い出す。素晴らしい発表だった。
古いものはダメだという若者に、古いものの中にある、見えないものや、受け継がれてきたものを伝えていく努力をしないといけない。
毎日の生活の中にある「おばあちゃんの知恵」
イワシの頭も信心から?????
午前中、自治連合会役員会。午後から、避難行動要支援者支援プランづくりのための書類を市役所に受け取りに行く。
「国の法律が変わりましたので、災害時に「一人で避難することのできない人で、支援してください」と申請している人を支援する人やグループを決めて月に1回訪問をして、自治会長は3ヶ月に1回はその活動をチェックしてください。」という話だった。
自治会は、任意の団体であるといつも行政側入ってくるのに、あれをやりなさい、これをやりなさいと仕事を持ってくるのはいかがかなと思う。それも、個人情報保護のため、その名簿の受け渡しに印鑑まで押して名簿を受けてきた。
「国の法律が変わりましたので、~~~~をしてください」ではないだろう。
主客転倒しているだろう。
自治会も会員を守ることも大切な仕事、奈良市は市民の安全を守ることも大きな仕事。災害が発生した時の安否確認は大切な仕事。
確か?鬼怒川の水害被害の時に死者十四人を出した。当初90数名の「安否確認が取れず」ということで、警察や自衛隊、消防団が必死の捜索を行ったが、そのほとんどの人が避難所に避難していたということが後でわかった。もし、安否確認が迅速に正確に行われていたのであれば、亡くなった方の何人かの命を救うことができたかもしれない。ということがあったので、奈良市でも約5000名の人が申請されていますので、自治会でも自治会員を守るために支援プランを作ってください。お願いします。
とお願いをされて、断る自治会長はないと思う。
また、すでに多くの自治連合会(自主防災組織)や自治会では、そのような名簿を作成しているところや支援体制を作っているところがある。佐保川地区でも100%ではないが支援の必要な人の同意を得て対策をしている。
そこで、同じ思いで取り組んでいるとおころもあるのだから、奈良市として統一した仕組みを作りたいと思うのであれば、お願いをすることが大切ではないかと思う。
協働の精神はどこへ?
役員会では、「支援プランを作って、自治会で責任を持ってこれらの人の見回りをしなさいというのであれば、民生委員さんと同じく準公務員としての位置付けも必要ではないか?」との意見もあった。
このように、国や制度が主になって、地域や自治会、市民に押し付けてくる一つ一つのことが主客転倒しているように思う。(実際は、国民、市民のための施策でも。進め方・説明の仕方で大きく変わる)
・・・・・・自分も注意したいものだ!!