登美北中学校で除草活動のために行われている羊を使った活動を、先日の登美ケ丘フェスタにいった時にその羊にあった。そこで、神野山観光協会の会長と法華寺中町の自治会長がむかし同じ職場だったという縁で、『ひつじの公園 めえめえ牧場を訪問することになった。
牧場では、竹内さんという方にいろいろ説明をしていただいたが、この人がすごくいい人だった。5年前にこの牧場に来てひつじの世話を一人でされているらしいが、正月休みも無くひつじの世話をされていることに関心した.
コリデール(ニュージランド産)
当初は、村の活性化のために牧場が地域おこしの目的で、ひつじの肉を活用することがあったらしいが、(ひつじカレーはヒットしたらしい)。しかし、と殺場にひつじを連れて行くのがつらくて、悲しくて、何とかならないかと工夫を重ねて、休耕田の除草活動にひつじを使うことを考えだしたらしい。その後、いろんな所に貸し出すことで、食肉用のひつじも各地へ出かけているらしい。
サフォーク(イギリス産)
塚本会長と牧場を訪問した目的も、平城宮跡で放牧ができないかという可能性を探るためだったが、柵の作り方、保管での注意事項、必要頭数など一つ一つの質問に丁寧に説明していただき、逆にどうすればいいかとアドバイスを頂いた。
平城宮跡に放牧するには、文化庁の許可がいるので実現のめどは立たないが、ひつじを通して除草ができることも目的だが、地域の子ども達をはじめコミュニティーが強まることも目的にしたいと思う。
登美ケ丘北中学校では、地域の人がボランティアでひつじのお世話をしていると聞いているので、勉強に行こうと思う。
ひつじ小屋の奥を見学した時に、おもしろいものを発見した。車いすのような、自転車のようなものや、大人用の三輪車かと思うものがあった。竹内さんは元溶接工だったことがあり、こんなものを創って遊んでいます。とのことでしたが、私は即座に、これは平城宮跡の移動手段に使えるよと叫んでしまった。
また、この三輪車で、平城宮跡で三輪車競技を開催できないかと聞くと、よそで三輪車競走競技があるということだったので、一度チャレンジしてみたいなと思う。
誠実で、優しくて、真面目で、熱心にひつじとともに生きる竹内さんにはひかれるものが多かった.楽しい1日だった。