企画環境委員会開催 NO285

　委員会では、昨年注目を集めた、環境精美部から、「環境精美部管理・業務体制再生検討委員会の設置について」の報告がありました。

１、管理・業務体制再生検討委員会の設置目的
　　　業務の管理体制を抜本的に見直し、業務内容の適正化および住民サービスの
向上に資するため、環境精美部管理・業務体制再生検討委員会の設置を設置
する。

２、検討事項
　　　ア、廃棄物の収集体制
　　　イ、廃棄物等の収集、焼却、最終処分等の業務を担当する
　　　　　　 職員の作業内容、標準作業量および、勤務時間
　　　ウ、廃棄物等の収集、焼却、最終処分等の業務を担当する
　　　　　　職員の研修、健康管理および労働意欲の向上等

３、会議期間
　　　平成１９年１月より１２月まで、月１回開催。
という報告がありました。外部委員５人、行政側５人の計１０人の委員で検討をしていくとのことでした。
今回の職員不正病欠については、様々な解決への取り組みを奈良市としても行っていますが、是非決まったことについては、厳然と実施をしていただきたいと思います。

　また、３４の中核市のゴミ行政についての報告もありました。またゴミ有料化への検討委員会が開催されていることの報告もありましたが、この委員会の状況が市民に全く知らされないのはいけないと議事録の公開を要求しておきました。

　ゴミ行政のことは、工場の移転問題を始め管理体制等々検討課題も多いですが、市民の理解も必要なので、その分市民にも情報の提供が十分されなければいけないと思います。反対ばかりを訴えている訳にはいきませんので、情報公開だけではなく積極的な情報提供がなされるようにしっかりと働きかけていきたいと思います。

　どこかのように反対ばかり訴えて、不安をあおるだけで具体的な提案ができない所や、こちらが努力をして話がまとまりかけると、いかにも自分たちが働きかけて実現したように宣伝をする所もあります。予算に反対しておきながら、実現可能になると自己主張をする人がいますよね。また、あと出しじゃいけんをする人もいますよね。

　今回の質問でも、高杉議員が住民からいただいた、西大寺駅にエレベーターの設置をとの要望を奈良市や県に働きかけをして、山本かなえ参議院議員と畭県会議員・大国市議会議員で近鉄本社に出向き具体的な要望を行ってきました。そこで具体的な実現への回答をいただいてきてきました。過去には、国でバリアフリー法を成文化させ、いち早く高の原駅にエレベーター設置をとの声に答えて行動を起こし、この時は、元衆議院議員森岡さんとも協同して実現をしてきましたが、自分たちの要望で実現したと宣伝している所もあります。残念なことです。

　夕方から、３人で、観光振興について意見を交換するとともに、今後、奈良の観光のために大きな志で具体的な提案をするとともに行動する会の設立をしていこうということになりました。観光振興に意見を持っている人たちやグループはたくさんあります。この方達とも恊働をしていくためにこちらの足場をしっかりと創ろうということになりました。
以上