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たまった書類等の整理がなかなか集中してできなかったもので、整理をしているのか混乱をさせているのか、右のものを左に、左のものを右に移動させながら、足の踏む場もない程散らかして家内に叱られながら朝からひと汗をかきました。
普段からの整理が大切ですね。しかし走り回る事が先に立ち日常の中ではなかなか無精なものなのでできません。誰か秘書をしてくれませんかね?????
1時から5時まで、奈良デザイン協会が主催した、「観光をデザインするフォーラム」~奈良遷都1300年と楽しめる奈良をデザイン~に参加しました。
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大西会長から開催趣旨の挨拶があり、藤原市長が来賓として挨拶がありその後、5名のパネラーから、それぞれの立場からの奈良の観光についてプレゼンがありました。
最初が藤原市長でした。市長は、2枚のA4に自分の意見を書いてこられました。
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奈良交通から、松本辰雄取締役が参加され、生活の中でマイカーを中心とする団塊ジュニア世代の増加で、バス事業が衰退の一途をたどっている。そうした中で、奈良観光の中で、県下を視野に入れた観光拠点を結んでいきたい。また奈良市内では、地域と密着した形で、事業を興していきたいと抱負を述べられました。
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次に、国際観光日本レストラン協会副会長で、ル・ベンケイオーナーシェフの尾川欣司さんからは、奈良県の審議委員などをされている関係で「奈良のうまいもの」づくりにも積極的に関わっていただいていますが、一番いいたかったのは、「食育」の重要性ではなかったかと思いますが、時間がなくて消化不良を起こされたのではないかと思いましたが、
3つの「気」を売るのがレストラン。
1、雰囲気・・・・・外観や建物
2、空 気・・・・・目に見えないもの(うれしい、暖かいと何となく感じられる)
3、元 気・・・・・活気?
観光客が奈良に来られた瞬間に何を感じるのか? 奈良の駅前に森を創る事を提案しているとのこと。その瞬間に感じる臭いや色を大切にしたい。等々面白い提案がありました。
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3人目が、元興寺の辻村泰善さんが、落語口調で会場を沸かせていましたが、寺院が持続するためには、「建物を修理するための資金を獲得するためには拝観料を取るようにと明治政府の指導のもとに観光寺院へと変貌を遂げなければいけない。(当時の拝観料は、当時の映画館入場料と同額。現在の2000円ぐらい)
元興寺の拝観者は、現在年間7万人ぐらい。東大寺が、300万人ぐらい。京都の仏教界の人にいわせると年間10万人の拝観者がないと、観光寺院とはいわないらしい。泰善さん「当然うちは観光寺院ではないので、寺院の維持が大変なんです」との事。そこで泰善さん曰く。「最近は、奈良の大仏に来ない時代になってきた。日本人の心を学ぶという修学旅行を行政に増やしていただきたい」と発表されていました。
私は分科会で、辻村泰善さんがおられる「歴史遺産と観光」というのを選んだのですが、そこで、「お寺は、信仰の場所であり、観光客が来る事を好んでいないのではないか?「官寺と檀家寺の今後維持の方法は?」と質問をしましたが、信仰の場所ではあるが、要は多くの人に来ていただいて、拝観料をいただく観光寺院としていく以外に生きる道はない。観光寺院としてより多くの人に来ていただくためには、文化遺産も大切だが、人(住職)もいかに魅力を発揮するかです。」との答えでした。
寺院の維持は本当に大変だなと思います。
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最後に、ならどっとFMの金城真砂子代表取締役から、ならどっとFMの立ち上げたのは、奈良に生まれ育って、奈良の事を何も知らない。というのが動機になって、会社を興し、現在は、「奈良はPR不足、PRべた(おくゆかしい、遠慮がち)」と言われる事が多いので、現在企画をしているのは、(1)奈良の町衆の中の面白い人、日常生活の中でやっている面白い、楽しい事を集めていくこと。(2)ならどっとFMで地域に紹介するとともに、『ナビータなら」のサイトをインターネットで全国に発信してくと希望を語ってくれました。
その後、デザイン協会の人の取り組みの紹介がありました。
いつもこうした、フォーラムや、パネルデッィスカッションに参加して感じる事ですが、いい話や面白い提案や考え方を聞きますが、いつも何か不十分で、フラストレーションを起こします。今日は分科会があって質問もできましたが、時間の関係でもう少し訊きたい事が訊けませんでした。時間調整が大変ですね。
テーマが設定されているので、様々な分野のパネラーが、そのテーマに沿った形で、問題提起や課題解決のための提案や具体的取り組みについて展開をしていただくと、こちらの考え方やアイデアと比べられるのでもっと参考になるのにといつも思います。(これは主催者との打ち合わせが十分行われていないからだと思います)
しかし今日も多くの示唆にとんだ話をいただいたので、今後の自分の奈良観光振興の参考にしていこうと思います。
平城京遷都1300年祭は平城京を中心として、
多くの地域における連携したイベントに言及しておられ、世界文化遺産の旧奈良市内の仏閣、ならまちなどの街や自然もイベントの舞台である。
そしてその運営主体はそこで暮らす市民であると
位置づけておられます。
そのための「文化集客都市づくり」が自分の
まちづくりのテーマのひとつであると定義されていました。
さらに、交通アクセスなどのハード、もてなしの心
のソフト面からの言及
これは十分自分が主張していた
「観光」のテーマ出しに耐えうるものだと
思いました。
これに、かたち、色、テイストを肉付けするのが
我々デザイナーの仕事です。
このA4のペーパーの値打ちに注目している
人はまだ無いでしょうが、
おいおい価値がわかってくると思われます。
kin1兄さん!!
統一地方選も終わりましたし、
このA4ペーパーの線で
奈良市パブリックセンターを発足させましょう!!
今日は丸一日がかりで疲れましたが、
5人のパネラーの先生方のお話といい
有意義なヒントをたくさんもらった
会合になりました
kin1兄さんにもご尽力いただき
たいへんにありがとうございました。
ひとの写真は撮ってたのですが、自分のが
撮っていただいてるとは思いませんでした。
サンキューです。
平城京遷都1300年祭は
1300年の昔に帰る事ではなくて、
1300年の歴史を積み重ねた奈良の匠や
町衆の営みに注目することで
新たな観点が生まれる。
平城京の原っぱに何百万の人出があっても
旧奈良市内まで誘客できなければ経済効果は
生まれない
だから、そのコンテンツとしての多聞山城築城450
年を付け加えるのです。
いま彦根では築城400年祭をやってますが
450年祭をやれるのは奈良だけなんです。
今日の元興寺さんのおはなしのなかで
大仏さんの「おこぼれ論」がありましたが
あれです。
奈良市は奈良市で平城京以外の誘客の
目玉をつくるんです。
長崎は市長が亡くなられるという不幸な
事件がありましたが、市民が市長に選んだのは
「長崎さるく博覧会」を発想した観光課長でした。
もうひとつ奈良市内に誘客のシンボルを
作ることで、しかもそれは1300年の
歴史を時代ごとに鳥瞰できるイベントなのです。
「きたまち」はまだ全国区のネーミングでは
ありませんので、「奈良まち博覧会」
でもいいんです。ならまち、きたまちを回遊させる
市民みんなで取り組める博覧会がイメージです。
そのためにコミュニティループバスも必要ですし
こちらの分科会でも1~2年の市場調査実験の予算が
作れるとの話もでていました。
茶、清酒、能狂言、名物(茶器などの)、
でエンタテイメントにもてなしたのが「本膳料理」
これは「食」です。
奈良市は千歳一隅のチャンスです。
1300年前を回顧した博覧会は「シルクロード博覧会」でした。同じことは2度要りません。
「1300年の時の積み重なり」へと
角度をつけた「まちなか博覧会」はおのずと
旧奈良市内に客を呼び、
一過性で無い誘客に結びつきます。
「1300年の時の重なり」へと角度をつけた取り組み
きたまち計画づくりを進めなければいけませんが、最近は少々情熱が薄れています。決して忘れてはいませんが、しなければいけない事が増えた事や、様々なグループが活発化していますので引っ張られ気味です。
きたまちのメンバーはどうなんでしょうか?
我々が主体になれるのでしょうか?今のままでは労は惜しみませんが、労多くしてになりかねません。
もう少し様子を見ないといけないですかね????
木曜日5月3日八時ごろから桜公園の
話をしたいので池田事務所で会議と連絡
ありました。
kin1兄さんが拙者をこの活動につれて
まいったのをそもそもお忘れか?
拙者は軸足をかならず「きたまち」に置いておる。
kin1兄さんは仕事柄もあって気が多いので、
おそらく、農業振興の作戦を今は考えて
いるので御座ろう。
「きたまち」はもう8年になり申す。
が、年を取ったわりには、すすむのが遅いので
トップスピードで走ってゆく兄さんには
我々がいかにもたこにもめんたいこにも
まだるっこしいので御座ろうな。
遅くて結構!!
いちばん遅いみんなと並走するのじゃ!!
ご指摘はごもっともです。5月2日の件は連絡がありませんでした。
先日も会長に、会議の日を早めに決めていただきたいとお願いをした所です。参加をしたくても先約があるとなかなか参加できません。なんとか改善できませんかね??よろしくお願いします。