昼前から雨はなかったが曇天で少し気持ちは重かったが、三笠山まで歩くことにした。いつもの正月と違って、山麓からの往復で、出会った人は5人だった。行き交う人に「こんにちは」と声をかけると「こんにちは」と返ってくることが多くなってきた。
山の中は、雨上がりでさすがに、静かで、落ち着いた雰囲気で、聞こえるのは佐保川の源流のせせらぎと少し賑やかな鳥の声と土を踏みしめる足音だけで気分は癒された。
いつもは、登ることばかりで風景を楽しむことがなかったが、今日はゆっくりと周りを眺めながら登った。いつもと違う風景や鳥や鹿や桜の木と話すことができた。
水道管かと見間違う木の根っこ
枝にも穴が空いていた。
誰が設置したのだろう。
目の前まで餌をついばみに来た。
山頂にくるまでに見かけたので「お前も一人か?」と声をかけたのでついてきたのかな?
1頭だけしかいなかったが、私が動くと顔だけ後ろを向けていた
仕方ないので「アメ」をあげるとバリバリと美味しそうに食べていた
いつもは気にならなかった、蕾をつけた桜の木。4月に見に来よう。
平城宮跡では、観光客がトイレで困っていたが、サインを見て一安心。
帰り着くと2時だったが、とにかくぐったり。でも爽やかな疲れで、 また明日から頑張れそうだ。