昨年12月21日 藤原市長に「保健所等複合施設に対する地元要望書」を住民協議会として提出をしましたが、年も変わり、奈良市が建設に向けて「プロポーザル(企画提案)方式」を導入し、業者が決定をしたというので、説明を求めました。
平成18年10月12日
6社に対し技術提案書の提出を依頼
設計候補者を特定するために5回にわたり職員で構成する特定委員会を開催。
平成18年12月5日
設計候補者として、日本設計・岩崎建設事務所JVに決定
平成19年1月11日 委託契約を締結
現在、施設計画の予条件を整理し、ゾーニング計画を立案中
今後のスケジュール。
平成19年5月まちまでに基本計画を固め、その後、実施設計に着手。
平成19年12月末頃に建設設計完了予定。
建設工事期間は、おおよそ2年間を要する見込みで、平成22年3月完成を目指す。
住民からの要望は、
1、健康づくり(健康増進・リハビリ) 病気予防のために
・ 軽スポーツ用多目的ルーム ・ トレーニングルーム
・ フィットネスクラブ ・ 温水プール
2、子供健全育成 (未来の子供たちのために)
・ 子ども科学実験教室 ・ プラネタリューム設備
・ キッズルーム ・ コンピューター教室
3、安全・安心のまちづくりとふれあいの場
・1階オーップンスペースに市民活動支援センター
・研修・講習質などの公民館機能の施設
・休日夜間応急診療所(小児科、歯科を含む)
・地元の防災資材機器置場
・非常時の緊急避難場所および災害対策室
・三笠消防分団(ポンプ積載車両・物品置場・会議室兼詰め所)
4、その他
・緑地ゾーンの設置
・野犬等収容施設の臭気、喧騒の完全封鎖化
・廃棄・排煙・排水・医療・産業廃棄物の情報公開の定期的実施
の要望がされました。
奈良市側からは、何らかの形で要望を満たしていきたいと思うが、2点だけ問題点があります。
1つ目は、温水プール。 2つ目は、休日夜間救急診療所は今の所難しいとのことでした。
また、三笠分団の複合施設への入所ではなく、連続立体の高架下で検討との返事がありました。
そして、建設完了後も、協議会を設置して住民との協議を続けていきたいとの提案もありました。
特に野犬等収容施設の臭気、喧騒については、住民が一番懸念をしていた問題ですが、これについても、全力を尽くすとともに、どの地点での臭気・喧騒対策が必要か? また、研修・講習室などの公民館機能施設については、地域住民が使える施設の要望か、市民が使うものか,また公民館活動は公民館を活用していただきたい。と、行政側からも具体的な質問がありました。
会議を通して、行政と住民の対話は、なかなか難しいと思いました。行政側は、柔軟な対応と、丁寧な説明を。住民側は、具体的な提案を。また専門的な見地が必要。ということを感じました。いずれにしても、建設のコンセプトとして、「ふれあいといこい」がキーワードになっていくと思います。
次回は、日本設計・岩崎建築事務所JV彼の提案が提出されたあと行うことになりました。
関連記事 : NO238 JR西住民まち協と市長面談
平成18年10月12日
6社に対し技術提案書の提出を依頼
設計候補者を特定するために5回にわたり職員で構成する特定委員会を開催。
平成18年12月5日
設計候補者として、日本設計・岩崎建設事務所JVに決定
平成19年1月11日 委託契約を締結
現在、施設計画の予条件を整理し、ゾーニング計画を立案中
今後のスケジュール。
平成19年5月まちまでに基本計画を固め、その後、実施設計に着手。
平成19年12月末頃に建設設計完了予定。
建設工事期間は、おおよそ2年間を要する見込みで、平成22年3月完成を目指す。
住民からの要望は、
1、健康づくり(健康増進・リハビリ) 病気予防のために
・ 軽スポーツ用多目的ルーム ・ トレーニングルーム
・ フィットネスクラブ ・ 温水プール
2、子供健全育成 (未来の子供たちのために)
・ 子ども科学実験教室 ・ プラネタリューム設備
・ キッズルーム ・ コンピューター教室
3、安全・安心のまちづくりとふれあいの場
・1階オーップンスペースに市民活動支援センター
・研修・講習質などの公民館機能の施設
・休日夜間応急診療所(小児科、歯科を含む)
・地元の防災資材機器置場
・非常時の緊急避難場所および災害対策室
・三笠消防分団(ポンプ積載車両・物品置場・会議室兼詰め所)
4、その他
・緑地ゾーンの設置
・野犬等収容施設の臭気、喧騒の完全封鎖化
・廃棄・排煙・排水・医療・産業廃棄物の情報公開の定期的実施
の要望がされました。
奈良市側からは、何らかの形で要望を満たしていきたいと思うが、2点だけ問題点があります。
1つ目は、温水プール。 2つ目は、休日夜間救急診療所は今の所難しいとのことでした。
また、三笠分団の複合施設への入所ではなく、連続立体の高架下で検討との返事がありました。
そして、建設完了後も、協議会を設置して住民との協議を続けていきたいとの提案もありました。
特に野犬等収容施設の臭気、喧騒については、住民が一番懸念をしていた問題ですが、これについても、全力を尽くすとともに、どの地点での臭気・喧騒対策が必要か? また、研修・講習室などの公民館機能施設については、地域住民が使える施設の要望か、市民が使うものか,また公民館活動は公民館を活用していただきたい。と、行政側からも具体的な質問がありました。
会議を通して、行政と住民の対話は、なかなか難しいと思いました。行政側は、柔軟な対応と、丁寧な説明を。住民側は、具体的な提案を。また専門的な見地が必要。ということを感じました。いずれにしても、建設のコンセプトとして、「ふれあいといこい」がキーワードになっていくと思います。
次回は、日本設計・岩崎建築事務所JV彼の提案が提出されたあと行うことになりました。
関連記事 : NO238 JR西住民まち協と市長面談
聞いていますが、メールでもお返ししたように
観光についての
そもそも論や志(こころざし)論を展開するような神学論
はいままでせんど話してきて不毛であるというのが
分かっていますので明日は参加しません。
自分には「きたまち」というちゃんと立つ場所があります。
志といえばこの街も含めた商売の活性化を8年前から
やってきました。その自負もあります。
その仲間たちと一緒に街が活性化する方策でないと
自分は組みしないことにしました。
極端な話、多聞山城が2010年になんの結実も
見ないでも、仲間と同じスピードで進む方を取ります。
10年遅れれば安土城450周年がやってきますが、
それでもいい。仲間と同じスピードで伴走できなければ
意味がない。シビックセンターはそのうえで
構想しますから、「観光会議所」はある程度
先へ進むでしょうが、利害がぶつかりあって
金集めなんかは難しいんじゃないでしょうか?
kin2さんこちらもけっこう天邪鬼なので、よろしく
おねがいしますね。
新年会でいただいた土人形の天邪鬼パソコンの
うえに飾っております。
現在の保健所の建物は、奈良県の所有という訳で、いずれは立ち退く運命なので、何処かに建てる必要に迫られています。この場所が良いか悪いかは別にして、有る意味当然かも知れません。
この辺は、専門外(何が専門やねん、と云われると、汗顔の至りですが)ですので、よく解りませんが、「住民との対話」という点で有ります。私の感覚として、行政は、基本的に対話を好まない傾向に有ります。質問しても、木で端を括った様な返答しかしませんし、突き詰めると、「その質問には答えられない」という返答も有りました。直近では、鶴福院町の電柱地中化工事の件で有ります。当館周辺は、関係ないで有ろう、という推定の元に、工事が行われ、それも1年近く、鶴福院が不通になりました。此処が不通になると、猿沢池周辺への誘導路が、県庁前一本に成り、行楽期は、車輌流入が出来なくなります。此の解決策を相談に行った所、主幹は了解され、策を出されました。しかし、いつまで立っても実行が無いので、「何時行うか」と「いつまで経ってもしない事をどう捉えているか」を、当時の課長、敢えて名は出しませんが、質問に行くと、斯様な答えが返ってきました。また、別件ですが、市長の言い出した、JR西側のホテルについて、わざわざ旅館組合へ説明に出て来ているのにも拘わらず、また、質問時間を取っているのにも拘わらず、質問しても、満足のいく回答をしない職員が居ます。幹部です。実際、昨年の12月は、そうでした。
此処でのポイントで、「難しい」という理由で有りますが、本来一致すべき行政見地と住民見地が乖離しているからで、一部の人間の考え方だけを捉えただけで行った事と、たまにバレる利益供与が有るかどうか解りませんが、今まで、行政の一部は、斯様な事をしてきた訳で、対話に慣れていないのではないでしょうか。しかし、きちんと対話すれば、埋まります。そこには、本当に必要な税が投入されるはずで、生きた部分です。
しかし、住民の意思がきちんと伝わっているかどうかを、始終監視し、絶えず集会を持たないと、結局、行政側の思惑通りになり、後で「こんな事言うてないのに・・・」に成る訳です。
しっかり監視していて下さい。金野先生!
ご指摘の点についてはそのとおりだと思います。
この会議でも、「行政はガス抜きのために、こうした会議を開いて、自分たちの考え通りのことを進めていく。だから、金野さんこんな会議を開いても行政の言いなりになりますよ」
住民からこんな意見もいただきました。「従来はそうだったかわかりませんが、住民協議会をつくった上は、早々簡単にいかせませんよ」と答えました。
住民からは、「そのように行くように願います。行政は信用できないが、金野さんを信用して会議をしましょう。」と行っていただき今日まで取り組んできました。
議会の中でも、私は、昔は、行政と住民とのパートナシップの重要性を、その後は、住民との協働を求めてきました。しかし、行政側にその受け入れ態勢や資質がないことは十分理解をしていました。
そこで自ら動きながら、様々な活動をしてきました。そうすることによって行政側も少し動いてきたと思います。
対話ですから、一方的にこちらの意見だけを通す訳にも行きません。相手の立場や考えを受け入れるこちら側の姿勢も大切ではないかと思います。
こちらの言い分が100%正しかったとして、そこにできない理由があるはずですから、そのできない原因を追及していく中で歩み寄りも、共感も理解も進むと思います。
大切なことはこちらも忍肉の鎧をきて、心を開いて接していくこと、対話が重要だと思います。「対話と交流」が重要と考えます。
一人でできることと、できないことがあります。一人でできることは知れているかもしれません。だからみんなで協力をしていくのではないでしょうか。そのためには、相手を理解するキャパシティーが自分になければ物事はうまくいかないのではないでしょうか。
「仏は能忍」