子どもクラブ(自治会の子供会の集合体)主催で、佐保川小学校で、恒例の餅つき大会を行いました。
昨年は強風で苦労をしましたが、今年は温暖、晴天で汗をかきながらお餅つきを行いました。
従来は、臼が7つぐらい用意されたのですが、今年は2つでした。理由は、子供会が解散され、子どもクラブに参加しているのが2つのグループだったからです。来年は、子どもクラブも解散するという話になっていて、「餅つき大会」の開催も危ぶまれています。しかし、来年は、社会福祉協議会や自治会が主催で実施していく工夫をしないといけないと思います。
しかし、学校は、校長先生の配慮で、子供達に参加を呼びかけて下さったり、多くの先生方が応援に参加して餅つきをしたり、子どもたちと触れ合っておられた。積極的に応援をしていたでけるようになってきた。
また三笠中学校生徒会の人たちが応援に参加してくれて、できた餅を丸めてくれたり、餅つきの体験をして「10個食べた」と食べ比べをして楽しんでくれていた。
小学生も「私もつきたい」と志願してくる子供達が今年は多かった。しかし、遠巻きに見ている保護者も多かったのが残念だった。
そして、多くの自治会長も参加して年に似合わず頑張って餅つきをして盛り上げてくれて、例年より盛り上がった。
このイベントを通して感じたのは、
餅つき大会なので「お餅を食べてもらう」ことが目的の一つではあるが、せっかく地域の人同士や子供との交流の場ができているのに、大人が子供に話しかけている場面が少なかった。女性は会話をしている人が多かったが、男性は、一人突っ立っている人が多かった。
大人が、お父さんが、もっと多くの人とコミュニケーションが取れる企画をしなければいけないと実感した。
また、お餅を食べにだけ来ている家族があったが、お父さんも餅つきをして子供達に素敵な姿をもっと見せて欲しかったと思った。(お父さんに聞くと、自分も餅つきをしたことがないので!!という声が何人かの人にあった)
そして、エンタテーメント性をもっと持たせないといけないと思った。昔はお餅をついていると周りの人が掛け声をかけたものだったが、みんな静かに見ているだけだったので、「よいしょ」「よいしょ」と掛け声をかけたり、子供達には、「じょうず、じょうず」「ほれ!力を入れて」とか励ますと一生懸命になり、順番を待って何回も餅をついてる女の子もいた。
来年は、自治会長や大人の人にもっと子供達と触れ合い、子供達を励ましてもらえるようにお願いをすることや、エンタテーメント性をもたせる企画を行って、もっと楽しんでいただけるようにしよう。
餅つきを終えると年の瀬を実感する。