昨年の7月から、今後のまちづくりのあり方やその制度設計を8回の検討会議を経て、地域の代表として『地域自治協議会』(地域のことを地域で考え、実施していく地域の代表の名称)を条例の中に位置づけるとともに行政側のまちづくり制度設計をお願いしました。今後の取組みとして、
1、地域代表組織として地域自治協議会を認め、『市民参画及び恊働のまちづくり条例に盛り組むこと。
2、自治連合会は、この制度の詳細設計のために委員会を継続していくが、行政側も全庁的な組織の構築と意見交換会議のテーブルを設定すること。
3、行政側で、協議会支援(財政的・人的・施設整備等々)を早期に明確にするとともに、今後のまちづくりのために、社協、民生、教育委員会等々の各種団体に対して制度の内容を周知徹底すること。また、住民市民への啓蒙啓発を行なうこと。
NO627-地域自治協議会にも少し書きましたが、おいしい野菜を作るためには、太陽や水も大切が、最も大切なのは、豊かな土壌です。
奈良市のまちづくりが野菜なら、市内全体に降り注ぐ太陽や水は、行政力。豊かな土壌は、市民の資質(まちづくりに主体的・自主的・献身的・利他的)であり、市民の塾度が決定的要素となってくると考えます。
まちづくりのためには、『若者』「ばかもの」「よそもの」の3要素が必要と言われます。『馬鹿者』とは、悪い意味ではなく、ひとつのことに、また、自分のことを顧みず打ち込む人のこと。
目の前の問題・課題に対して『やむにやまれぬ想い』で行動をする人。
この『やむにやまれぬ想い』で行動をする人。をどれだけ作れるか?
『ボランティアにポイント制度』導入との記事が読売新聞に掲載されていましたが、大いに期待するとともに、制度内容に大きな疑問を持ちました.
字数の関係でこの件は次回に。