長い間の休刊になってしまった。一度止まってしまうとなかなかリズムに乗れないものだ。やっと晴れの日が続き気分も軽くなった。もうゴールデンウィークもすぐなので改めて書き始めよう。
今日は三笠中学校の防災避難訓練に参加した。2年前にも参加したが、今回は先生の誘導がなく生徒たちで避難をするということだった。快晴の運動場に約800名の生徒が集合したところで、「講評」をということで話をした。
佐保川の防災訓練に協力していただいたお礼や昨年の1~2年生対象のクロスロードゲームの話をして、災害発生後下校の途中での注意事項や、家に帰って両親の安否確認のため家族で連絡方法を話しておくことや、昼間の発生では、地域には高齢者しかいないので、是非、中学生の力を借りたいとお願いと期待の話した。
二度の訓練に参加して感じたのは、訓練と言いながらなんの緊迫感や真剣味が、生徒だけでなく教師の姿勢の中にも見られたのが残念だ。
石原校長先生に1年から3年生まで防災教育のカリキャラムを組むことの重要性や、避難所として地域の防災組織との連携や、先生方の災害発生時の取り組み方(役割)の徹底が必要ではないかと訴えておいた。
災害の少ない奈良で、減災・防災意識の高揚や、対策の重要性を浸透することは本当に難しい。
30年の間に発生する災害の発生確率を比較すると
大地震の発生確率は
南海トラフ地震 30年間で 60-80%
南海地震 30年間で 50% の確率で起こる。
◎30年間の危険率
◯ 火災で死傷する確率 0.2%
◯ 火災で負傷する確率 2%
◯ 交通事故で死亡する確率 0.2%
(交通事故で、ほぼ1年に1万人近くの方々が亡くなっている。)
◯ 交通事故で負傷する確率 20%
◯ ジャンボ宝くじで100万円以上当たる確率
(年4回20枚づつ買った場合) 0.7%
これを見ても地震災害の発生の確率は高い。また、30年間の間を30年後と考えている人が多いようだ。
今後 30年以内 に巨大地震の発生する確率は
「東海地震」 87%
「東南海地震」 60%
「南海地震」 50% と言われています。
これって、 高い確率でしょうか?
「30年以内に発生する確率です」 と聞くと、
何んだか「起きそうにない」ような気がするんですけど!
何んだか「ずい分先の話」のような気もしますが! という人がいます。
しかし、予測を覆したのが
3・11の震災前に東北地方太平洋型地震を想定していたのが「30年以内に発生の確率が10~20%」という評価だった。また、阪神・淡路大震災を当時の確率で計算すると、0.4%~8%の確率だったと言われています。しかし、突然大地震が発生しました。
要注意! 確率が低い所(地域)でも巨大地震は、突然来ます。
もっともっと、減災・防災対策の必要性を訴えて行こうと改めて今日は感じた。
その後、生徒会メンバー12名と昼食をしながら懇談をした。それぞれの夢を語り合ったが、その中の一人が、「神主」を目指しているという話で盛り上がった。
午後から、自治会の総会案内や、「ふれあい清掃」のチラシを作って印刷にボラセンに行った。
6時からふれあい会館で、菰川環境美化協議会の総会に向けての会議を、県•市の担当者を交えて行った。