金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

未来は,未知なる世界

2006年07月28日 | 過去の記事
7月12日の市長懇談会に、商工会議所から中心市街地先進地視察で富山市に出張されていたため欠席をされたので,当日の概要をお話しするとともに,富山市の状況を聞くために訪問をしました。

富山市は,私も数年前に視察を行い,今回「あすなら」で実現をした『チャレンジショップ』や商店街活性化策の勉強に行った所だったので状況はよくわかりましたが,当時『西友』が撤退をしたため空き店舗が増加していたので,商店街活性化のために『チャレンジショップ』を導入したり,全国チンドン屋大会を県が企画するなど振興策を行って来れましたが,今回の,『まちづくり3法』の見直しによる施策の進行を見学されたようです。

奈良市でも中心市街地活性化推進検討委員会が発足をしましたが,奈良市の取組は本当に遅いと思います。しかし,今回はやっと民間でも『奈良市中心市街地活性化研究会』が発足をしました。

 何度も言いますが,官は、理解不足と保守体質。民は,協調性不足とリスク逃避体質。この2つが奈良市の発展を大きく阻害してきました。

しかし,遅まきながらこのような動きが出てきたことは大いに歓迎をすべきであり,協力し合う体質づくりがためされる時でしょう。民が官を動かす体質づくりが、今一番求められます。

ただ,気になることは,いろんな会が結成され委員と称される人たちがいつも同じで,同じ人がさまざま名称の違う協議会メンバーになっていることです。

「各種団体の長であるからこの人を入れておかないと動かない」的発想で,人選が行われているうちは,現状の解決は出来ないと思います。

 新しい発想の人,異文化で育った人,異年齢の人たちを各種協議会、委員会メンバーに採用していく度量が必要ではないでしょうか。

未来は,未知なる世界で,既存の発想からでは見えない世界。
その未知なる世界への挑戦には,リスクが伴います。時間とお金のリスクは対処可能でしょうが,知恵の対処はなかなか困難でしょう。

知恵の対策,すなわち,あたらしい情報や知識の吸収力。時間と空間の広い視野と洞察力これらを磨くリスクは、なかなか難しいですね。

奈良市も2010年に向けて大きく動こうとしています。このときこそ新しい大きな芽を育てるときだと思います。

山岡会長とも,市長懇談会の今後について話し合いましたが,若い人や新しい人の集まりをつくっていこうということになりました。次回に向けてみなさんの合意を得て,計画を作ることになりました。



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