今日は三渓園へ。
三渓園は横浜の紅葉の名所のひとつだけど色付くのは今月末くらいになるのかな?
昼飯は三渓麺を食べて、申し込んでおいた三渓園菊花展プレミアムツアーへ。
三渓園菊花展プレミアムツアーは、横浜を代表する菊作り園芸家・フラワーデザイナー・三渓園学芸員とともに菊と建物をめぐるツアー。
集合時間より少々早めに着いたら、懸崖作りってどうなっているかわかるかい?と聞かれた。どうなっているって、なんか密集に植えてるんじゃないの?
裏を見せていただく。
一本だったんだ!!!
三本とか五本とかも一本だったんだ!!!
集合前からもう自分の無知に愕然。
懸崖作り、だるま作り、厚物、管物、厚走り、一文字、大掴み、などなど様々な菊にまつわる様々な説明をいただきながら菊めぐり。
私のような素人目から見てもどの作品も素晴らしい。
ひときわ目を奪われたのは、江戸菊と古典三菊。
切り花展示。
これ和菊。丁字菊というらしい。驚きの造形。
水耕栽培も試みられている。
場所を移動。旧矢箆原家住宅。
こちらには、フラワーデザイナー・五十嵐道子氏の作品と古民家のコラボ。
更に移動。白雲邸。
こちらは普段は非公開。
こちらでお茶の接待をいただいた。
お茶は小澤清風園さんの清風の白。
お菓子は、磯子の風月堂さんがこの茶席のために作ってくれたという巴錦を模した菊。
五十嵐氏の花。
掛け軸はやりもち。
それから、菊花を整える体験。
菊花展で総理大臣賞とか知事賞とか〇〇新聞社賞とかいろんな賞の受賞短冊を何気なくみているけど、審査会開始直前ぎりぎりまで整えられていたんだ。
この一文字はそれは見事に見えたのに、失格という。
なんでかと思ったら、規定より3㎝長かったそうな。
ん・・・
親の死に目に会えぬのは、碁打ちに博打に菊作り。
これは今年の三渓園菊花展の最高作品。
盛りだくさんで贅沢なツアーだった。
ふうと見上げた空には月。
家に帰ってお土産を開けてみれば、これまた見事な贅沢。
五十嵐氏のアレンジメント。
嬉しい。
これからは菊花展に遭遇しても楽しみは100倍。