折りたたみの日傘の糸が切れたから出かける前にちょこっと補修。
この折りたたみ日傘は3年くらい使ってる。
この折りたたみ日傘は3年くらい使ってる。
まだ使えるけどそろそろ次世代の段取りをしとかなきゃと買いに行った。
といっても伝書鳩のような私は、同じメーカーの同じタイプの。
値段を見て一瞬目を疑った。値段が3倍ほどになっていた。
でも、日傘は和装のおばあちゃんだけだったのが、今では老若男女問わず誰でも当たり前にさす時代になった上に全てが値上がりなんだからそれもまた仕方ない。
さっと広げてざっくり見てそのままレジへ。
カードのポイントで半分くらいは払えそうだなとか思いながら見るともなしに見ていて、思わずちょっとあなた!?!って声を荒げてしまった。
カウンターの奥で傘を畳んでいた女性店員の傘の扱いに驚いてしまったのだった。
折りたたみ傘が壊れる1番の原因は、畳んで柄をトントンと叩いて入れること。
これは誰でも案外と無意識にしてる動作。
無意識にしてしまうとはいえ、売る側の店員がしてよいことではないことは言うまでもない。
下手をすれば客に瑕疵のある傘を売りかねない。
ところが、その店員はだからなんだという態度。カスハラには絶対に動じませんって態度を隅々にまで主張してる。
百貨店とはいえいつ淘汰されてもおかしくはない下位だけど、一応百貨店って名乗ってる業態でも、そんな程度になっちまった。どこで何を買っても品物が手に入ったという以外の満足はなくなるわけだ。
自分でたたんで会計して出た。
なんでもかんでもカスハラカスハラという時代になった。
確かに難癖をつける客がいることも事実だ。
野菜売り場の前で転んだのは店が悪いと平然と訴えるような客がいることも事実だ。
だけど、自分たちの心地良いこと以外はすべてカスハラでは、店員として成長することはないだろう。
これからはロボットに置き換わっていくのかもしれないからどうでいいっちゃいいけど、客の方も大変な時代になっていく。
自分でありとあらゆる知識やらなんやらを賄わねばならなくなるんだから。
ま。
今日も日傘必須。