昨日は午後から空いたからヤマボクで昼飯食べて志賀高原へ。
昨日の長野盆地は強烈な日差しが照り付けていたけど、ヤマボクあたりでもう時折霧雨。盆地から見ても山々の雲が切れてないなと思っていたけど、やっぱり雨時々曇りな感じだったんだ。
志賀高原の信州大学志賀自然教育園へ。



ワタスゲはもう終わり。

キノコが顔を出し始めていた。
私はキノコから宇宙を感じるのだ。




さて長池。

志賀高原の池は全て天然の窪み。
かつて志賀火山がボンボンと噴火していた頃の名残り。
どの池も水は天からの貰い水。入ってもこなければ流れ出てもいかない。
中でも長池は自然のなすがままにしてある貴重な池。
周囲の木々が倒れ込み屍累々のような風景は太古を彷彿させるのだ。
でも昨日は水が満々と満ちていて屍のような倒木はみえなかった。
雨が多いということだ。


ロックガーデンに咲く地味な花々に様々な虫が寄って来る。
高原の夏は短い。





志賀高原で観察できる植物の大半は信州大学志賀自然教育園に生えてる。

のだけど、車を走らせているとニッコウキスゲがあちこちに群生しているのが見える。
田ノ原湿原へ。
標高1610mの田ノ原湿原は、かつて志賀山が噴火した時に角間川がせき止められてできた旧志賀湖の湖底に発達した高層湿原。
厚い太古の泥炭層の上に植物がいる。


ここのワタスゲも終わり。

ニッコウキスゲ花盛り。




今夏の志賀高原はなんか寒い気がしないでもない。秋は早いんだろうか。
