今日は基本曇りの冴えない空。
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中央図書館へ。
横浜市民ギャラリーの前を通りかかったら、おや企画展。
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新・今日の作家展2021。
横浜市民ギャラリーの今日の作家展は、市民ギャラリーが開館した1964年から40年に渡って開催された展覧会。
新・今日の作家展はそれを継承したという。
新・今日の作家展2021「日常の輪郭」。
会期は9月18日~10月10日。
今回の出展は、写真家・田代一倫と映像を通じて活動する美術家・百瀬文。
会場内の撮影は、田代展は会場雰囲気のみで、百瀬展は動画の撮影禁止。
田代一倫作品は三部構成。
「はまゆりの頃に」は、東日本大震災の被災地での撮影。
「ウルルンド」は、日本と韓国の国境付近にある鬱陵島で撮影。
「横浜」は、横浜での撮影。
たまたまそこにいた人に声をかけて撮影許可をもらって撮る。
横浜での撮影時はコロナ禍になっていた。
非日常な日常の日常の輪郭が浮かび上がってくる。
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百瀬文作品は四部構成。
「山羊を抱く/貧しき文法」
「Borrowing the Other Eye(Gade)」
「Born to Die」
「Flos Pavonis」
けっして声高にではなく美しい映像でジェンダーやフェミニズムを掘り下げていく。
生活に関わる労働は奴隷の仕事で生活感は表に出すものではないという古代ギリシア時代から脈々と流れてきた価値観が、ステイホームが推奨されるコロナ禍であっけなくひっくり返る日常の輪郭が浮かび上がってくる。
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横浜市民ギャラリーの斜め向かい側には、横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮さま。
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詣でて階段を下りようとして、そういえば几号水準点は無事かな?と確認。
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あった。
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緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も今月いっぱいで解除見込みになった。
解除されてはまたを繰り返してきたけど、今度なんかいままでより見通しがたった気がする。
コロナ禍前の自分は何をしていたんだっけ?
伊勢山皇大神宮さまの几号水準点を眺めながら、几号水準点めぐりもしていたんだったと思い出していた。
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