涼しいのは明け方から９時くらいまで。
今日は大暑だぜと日めくりをベリッとしたら、え？
１９８７年の７月２３日に首都圏大停電があったんだ。
クーラーの使用激増が原因だったようだ。
ん・・・
でも記憶に残ってないな。
調べてみたら、１３時１９分くらいに停電して２３区は１３時３６分に復旧して、１７時には全ての地域で復旧したらしい。
その日どこで何をしていたかは覚えてないけど、７分間停電のエリアで電力必須じゃない場所にいたのだったら気が付かなかったのかも。
ここのところ電力不足という言葉をよく耳にするようになった。
３５年前に実際に首都圏大停電ってあったんだ。
クーラーの使用激増という表現に、ああそうだったと思い出した。
あの頃はエアコンという言葉は一般的ではなかった。
家庭用の空調機器は夏を冷やすためだけに存在するものだった。だからクーラー。
普及率はどのくらいだったのだろうか？
激増で停電ということは、その頃にものすごい勢いで普及していったということだったんだろうな。
そういえばあの頃のエアコンって大きくて使用電力量も多かった。
当日の気温を調べたら、わ！高い。
東京は最高気温３５・９度で最低気温２７度だったんだ。
それにしても、あの頃は電子レンジもまだまだ普及途上だったし、電気釜も美味しくないからガス釜でという人も多かった。電子メールなんつーもんはなく郵送だった。TVは家庭に何台あったんだろ？オーディオはマニアでなければ一組だった。他にも、家庭から社会まで数え上げたらキリがない。
それでも大停電をおこしたんだな。
オール電化といってもいいような状態で、しかも世界的エネルギー危機でも、節電要請だけで乗り切れてる今ってある意味すごい。
創意工夫。
真っ直ぐで真面目な創意工夫。
やっぱりそういうもので乗り切っていくのがヒトという生き物なのかもしれない。
