今日も日中は春というより初夏。
ポーラミュージアムアネックスへ。





「ポーラミュージアムアネックス展-自立と統合-」。
公益財団法人ポーラ美術振興財団は、1996年以来、若手芸術家の在外研修助成を行っている。
ポーラミュージアムアネックス展は、その研究成果を披露する展覧会として発足。今回で21回目をむかえる。
今回のテーマは「自立と統合」。
出品者は、星野薫、國川裕美、吉濱翔、秋山美月、永井里枝、佐藤幸恵の6名。
前期の会期は2月10日~3月12日。
後期の会期は3月17日~4月16日。
後期は、秋山美月、永井里枝、佐藤幸恵の作品を展示する。
秋山美月。
器のようなガラスが並ぶ。
木が唐突に三本。





そしてめいめいに鍵が沈む。



木はコーティングされてる。

秋山は、彫刻家の両親のもとにイタリアで生まれ育ったという。そして琉球大学と広島大学で学び再びイタリアのローマ・アッデミアで彫刻を学んだという。私は芸術に出自も教育も関係ないと思ってはいるけど、様々な重なりが様々に心の奥に響く。

永井里枝。

秋山は、場所を描くことでそこに生まれる人々の感情を表すことを試みる。
場所は研修先のドイツ。
空港。

ナイトクラブ。



官能に感情が揺さぶられる。

佐藤幸恵。





佐藤は、ガラスや木や針金や拾った木の実で組み立てていく。
最近は縄文土器や化石などを通じて作品を創作を試みているという。
起点を自分自身ではなく他のものに委ねてみる。



ヘルメットをかぶった人影が見える三愛ドリームセンターをみながら再び新橋駅へ。
