今日はずっと強風が吹きまくっていた。暑かった。
でも、稽古が終わり道場から出たら、蒸すけどさすがに気温は下がっていた。
今宵のお茶は、よくわからないお茶。
なんじゃいそれ?
景徳鎮の玩玉を置いてあるからたまに覗く中華街の店がある。
オネエサンハオチャクワシイ。デモコレシラナイネ!
と、袋にパンパンに入ったなにやらワイルドな茶葉。
どんな感じ?と聞いたら、ドウゾ!とコップになみなみと出てきた。
売ってもいるけど、ほんとに自分たちが店で仕事しながら飲んでるお茶。
ずいぶんとインパクトある味と香りだ。
そしたら、ワタシタチコレノンデルカラビョウキシナイネ!という。
思わず吹き出したら、ンモウ!とムッ。
別に怪しげな健康茶を無理に売りつけようしてるわけじゃない。たまたま自分たちが愛飲してるお茶を紹介してくれただけだ。
高いものじゃないから買ってきた。
ソレモッテク?!
と驚いていたけど、プライスカードも付けたままもらってきた。
だって、なんの茶葉かもわからない。
でも家で調べても全くわからなかった。本当に詳しい方ならひと目でわかるのだろうけど。
ま。
何g何ccと聞いてはみたけど、コノクライ!
そのくらいで淹れて冷やしておいた。
お茶うけはキウイフルーツ。
このお茶、苦味が強いけど、どういうわけだか甘みも感じる。
今日みたいな日には身体にしみわたっていくようだ。
云南は雲南省のことだろう。
玉渓は玉渓市のことか。
小山って地形かな。
茶の起源は諸説あるけど、神農が云南で見つけて薬として用いたという。
神農は薬草と毒草を見分けるために、己の身体を使ったという。
そして、長きに渡り溜まった毒素のために命を落としたという。
今ならどうしていただろう?
巨万の富を手にしてそれをどう使ったかな?
なんだかわからないお茶だけど、神農が見つけたお茶ってこんな感じだったかも。
とか思うのだった。