一昨日は時折冷たい雨が降っていた志賀高原。盆地は快晴なのに。
紅葉黄葉はなにかあればラッキーで、目的は信州大学志賀自然教育園の中にある長池。
長池は溶岩流凹地。入る水は雪と雨と地下水だけ。出る水は蒸発だけの太古を今に伝える。
お。
資料館が開いていた。
この資料館の開館はなかなかに気まぐれなのだ。
自分で展示室の電気を点けて入る。
地味な剥製ばかり並ぶほんとに地味でちっちゃい博物館なのだけど、他なら絶対に1分で飽きるはずなのに、どういうわけだかここは飽きない。
なぜだ?
長池へと降りていく。
お・・・
ますますに干上がってきた。
水位が下がってきて初めて気が付いた石。
10月11日。
一昨日、10月25日。
今秋の私は志賀高原で雨に降られっぱなしだったけど、やっぱりあんまり降ってはいないのかな。
今冬の雪次第かな。
そういえば、干ばつでアマゾン川の川底が露出して1~2千年前と思われる彫刻(?)が見つかったらしい。
長池の底にはそんなものありそうもないけど、アマゾン川も1~2千年前に川底の岩に彫れるほどに干上がったことがあるとすれば、希望は持てるではないか。
ビルの谷間からだって月は見える十三夜。