日中の気温がだんだんと上がってきた。
日が暮れる。
今宵の食後は、鶴屋吉信さんのわらび餅。
箱を開ければ、たっぷりの国産特上きな粉の中に、国産本蕨粉100%のわらび餅がぷるぷるしている。
お茶はかなり温めにいれた煎茶。
少しずつ身体が暑さに慣れてきているんだろか?
夜になると窓から入ってくる風が冷たくすら感じる。
かといって起きている時間帯に閉め切れば暑く感じる。
そういえば服もそうだ。
着れば暑い脱げば肌寒い。
面倒な時期。
わらび餅の美味さは数時間。
冷蔵庫に入れることはできない。
境目の気温の妙とでもいうのだろうか。
一年中あるけどやっぱり夏になりきらない春の菓子だと思うのだった。