昨日は横浜市こども植物園へおばさんぽ。
ついでといってはなんだけど、紅白ススキについて聞いてみた。
同じような標高で同じような環境にあって同じようなススキにしか見えないのに、紅白あるのだ。
イネ科というくくりでは同じだけど、違う種類なのかそれとも亜種なのか。
職員さんたちは、専門でないのではっきりとはわからないのですがとおっしゃりながらも丁寧に答えてくださった。
ありがとうございました。
ススキといっても、生えてる場所によって色が違う場合もあれば、亜種もたくさんあるとのこと。
そうだ。
動物は環境を求めて移動していくけど、植物は自力では動けない。
あの手この手で置かれた場所での生存をはかり、あの手この手で範囲を広げていく。
変わり身は動物よりあきらかに素早い。
今朝、ベランダの植木鉢に水やりをしていたら、植えっぱなしのローズマリーの鉢のキノコがすっかりと萎んでいた。
それこそ10年以上も水やりしているだけの植えっぱなしのせいか、この鉢はこの鉢の中でなにやら生態系を形成している気がする。
いろんな植物が生えては消え、時期と条件が合えばまた生えてくる。
新規なのは鳥や風が運んできたのかもしれない。
そういえば、長野の庭に除草剤をまくと、根こそぎ枯らすような強力な除草剤でないからか、その時枯れた植物の代りの違う植物がまた生えてくる。
地面の中にはいったいどれだけの種が眠っているのか不思議に思う。
誕生と消滅の果てしない繰り返しの宇宙でずっと生き延びていくのはもしかしたら植物かも。
ま。
今日も蒸し暑い。