緊急事態宣言下。
できるだけ県境市境を越えずにお花見。
港南区上永谷の永谷天満宮さまへおばさんぽ。
永谷天満宮は、菅原道真公日本三躰うちの一躰を祀る。
この日本三躰とは、菅原道真公大宰府に着任されたおりに、鏡に向かって三躰の木像を彫ったといわれることからきている。
一躰は大宰府・安楽寺へ。一躰は河内・道明寺へ。一躰は菅公五男・淳茂へ。
永谷天満宮は、淳茂公が関東へ下向して永谷郷に居を構えこの像を祀ったことから始まるという。
ちなみに、谷保天満宮は、三男・道武公が彫った像を祀ったことから始まる。
父は大宰府へ子供衆は坂東へということだったのかな。
横浜市営地下鉄・上永谷駅下車。
地下鉄の線路脇のあのお山が永谷天満宮さまと貞昌院さま。たぶん明治以前は神仏習合。
どこからでも入れるのだけど、一応正面の鳥居へ。
天神さまには梅。
満開だ。
牛さんもソーシャルディスタンス。
清々しい境内。
天満宮のお山は天神山。
早咲きの桜が満開!
それはそれは綺麗だ。
こちらの神職さんはとても明るく気さくなお方。
私も河津桜だとずっと思っていたんですけど、ヒガンザクラじゃないかとのご指摘をいただきました!私には種類はわかりません(笑)。
というわけで、早咲きの桜。
椿と桜。
メジロと桜。
そうして梅と桜。
このお山には浅間さまのお社がある。
天気等によるけど、柵の向こうには富士山が見えるのだ。
つい妄想に浸りたくなるけど、ん~たぶん造成工事で行き場を失ってここに習合では?と神職さんは慎重。
永谷天満宮さまのお山には、かながわの名木100選に選ばれているカシもある。
かながわの名木100選「上永谷の天神社のカシ」。
老木だけどドングリをいっぱい恵んでくださっている。
名木と桜。
贅沢な饗宴を堪能して駅へ戻る。