今日のころころこころ

2013・3・5 おばさんの神社&古墳めぐり 神奈川・川崎・宗隆寺古墳群&久地円筒分水&蟹ヶ谷古墳群

昨日在庵
今日不在
明日他行

古墳のガイドブックながめていたら、謎めいた言葉があった。陶芸家の浜田庄司氏の言葉で、氏の菩提寺に石碑が建ってるらしい。しかも、その菩提寺にはずばり『宗隆寺古墳群』という古墳があるらしい。

いくら大雑把なおばさんでも、いくつか資料は見る。
早速にこの間川崎市民ミュージアムで手に入れた『遺跡ガイド 川崎の古墳めぐり』を調べる。

これだ。といっても、このパンフ今現在でも堂々と販売されてるが、発行は1994年である。私はまだまだ色香溢れていて男衆から、なんてのはどうでもいいが、要はそのくらいに古い。
もうひとつ参考にした方は、2000年。この段階ですでにトーンが落ちていた。そこへは寺の墓地からの道もあるが、日頃はその出口に鍵がかかっていて、丘陵の裾をぐるりと回って、逆側から登らなければならない、という。さっそく・・・であった。

2013年ではどうかな?
東急田園都市線・溝の口駅下車。徒歩数分。宗隆寺様はわかりやすい立地であった。

石碑もあった。
うわ!見るからにありそう。

が・・・その2000年発行の記述が頭にあった。最短は墓地経由らしいのに、お寺さんのご厚意という言葉が無かった。
日本国土の大半は私有地である。その古墳が存在する土地の所有が誰かはわからない。わからないが私に有する土地である。地権者の許可なくして入るは後後に悪い影響が残る。2000年の人が、あえて墓地ルートの記述をしてないということは、そのお寺様の私有地でないのか、私有地であっても姿勢はそうということである。
あらかじめヒントがあるのだから、お寺様に迷惑はかけられない。墓ルート以外を探す。
駄目だな。こりゃ。
確かに丘陵に行けそうな小路はいくつもあったが、柵に囲まれてどこからもアタック不能。
仕方なく、お寺さんのインターホン鳴らした。
対応してくれた女性は、予想通り、にべもなかった。
真っ先に出てきた言葉が、私有地ですから、であった。

あのマンションが建った時にずいぶん掘ったみたいですけどなんにも出なかったようですよ。横穴だかなんだかみたいですけど・・・石碑はどうなったんすかねぇ?とは言えなかった。当たり前だ。ただの好き物。彼女は本当に迷惑そうだった。確かに本当に迷惑だよな。

そういえば・・・
この寺に行く道中に、『久地円筒分水』という案内版があったな。

って?それってなに?
ま。行ってみますか。せっかくだから。

未練たらしく見ながら、へ?あれ?思わず噴き出してしまった。

まんまじゃん。

昨日在庵
今日不在
明日他行

確かに確かに深かったでござるな。
お・・・ブリ大根が炊けた。また明日。
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