東京都現代美術館へ行くために半蔵門線・清澄白河駅から出たら、おじさまが何やらガイドブックを配っておられて受け取って歩き始めた。道中にやはり配ってる方々が何人かおられた。皆さま慣れない手つきでおずおずと配ってる。なんかの新興宗教かいな?
100本のスプーンさんで昼飯食べながらよくよく見てみたら、アートフェスティバルのガイドブックだった。
ARTPARA FUKAGAWA-アートパラ深川おしゃべりな芸術祭-。
会期は11月15日~23日。
江東区の門前仲町・清澄白河・森下の3エリアを中心に芸術祭が開かれているようだ。障がいなど様々な理由でまだ世の中に知られてないアーティストに光をあてるという。
今回が初めての地域住民が予算ゼロから立ち上げた市民芸術祭。
なるほどそれでご年配の方々が慣れない手つきでだったのか。
美術館から駅までのどこかでやっているなら見物しながら帰ろうと出る。
まだそんなに遅い時間ではないけど住宅密集地の日暮は早く感じる。
深川資料館通り商店街会場。
お!道路の両脇に作品が並んでいる。
このベンチもアートだ。
案内事務所も何か所か設けられているようだ。
そのまま清澄白河駅から電車に乗るつもりだったのだけど、そんなに遠いところではないから門仲から東西線に乗ることにして富岡八幡宮さまと深川不動堂さまへ寄り道。
富岡八幡宮さま。
今年は三の酉まである。
作品がずらりと並ぶ。
事業に成功し50歳で事業から退いた伊能忠敬は富岡八幡宮のそばに居を構えて測量へと邁進した。遠地への測量に旅立つ時は必ず八幡宮に祈願したという。
ワークショップもあったようだ。
当初の予定は夏だったという。たぶんオリンピック~水かけ祭りに合わせての開催だったのかな?
深川不動堂さま。
こちらの参道もずらりと並ぶ。
屋内展示があるようだ。深川不動堂ロータスホール。
普段はたぶん法要等に使用されているであろうホールが美術館。
街中に500点以上も作品が展開されているようだ。
全国障がいアート公募展・第一回アートパラ深川大賞があって、全国から880点の応募があり、大賞をはじめとして39作品の各賞が決まった。でも、この公募展には落選はないという。みんなが大賞!
深川不動堂さまを出てみれば富岡八幡宮さまの黄葉。