そして今回のエンブレム騒動。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/50/d3f726180ba7ca1e2ce56528465c2474_s.jpg)
スマホの普及が本当に世の中を激変させたんだなぁと実感した。
最近の私はかながわの橋100選で橋を渡っている。
橋は、専門家が手間暇かけて撮影しても素人が散歩がてらデジカメおまかせでテキトーに撮影しても、基本的な構図は誰がどう撮っても同じになる。それぞれが、自分こそはオリジナルな構図で決めてやったぜ!と思っているのだが、画像検索をかけてみれば一目瞭然。同じ構図になる。
かといって専門家もしくは著作権を設定してこだわって撮影してる方々の写真とテキトーな私の写真の違いは一目瞭然だ。画像検索で上位から私の画像はたくさん出てくるが、橋の画像はひとつも無い^^;ぜんぶ地図画像^^;そこに違いが出てくる。
これは、被写体がそういう性質のものだからである。
汎用ということである。
だから、今回のエンブレムもそういう性質のものだと認識すれば、特に問題になることもなかったはずだ。
ネットの普及がという意見が多いが、正確にはそれは違う。デスクトップでもノートでもPCの敷居は高かった。電子メールを送りたいけど相手がその環境にないという時代が長く続いた。
それがスマホの普及で激変した。手のひらのPCは誰にでも門戸を開放した。
人を動かす一番の感情が「嫉妬」だと知ったのは、十数年前だっただろうか。
その当時の勤務先の同僚から、あのね。それは皆が貴女に嫉妬してるからなのよ。と言われた時には驚いた。私が嫉妬する側になることがあっても私が嫉妬される側になる要因はひとつも無いと思っていた。
以前の嫉妬は身近な人の些細な部分に密かにされるものであった。
今は全然身近ではないのにされる。
今は嫉妬されないように世渡りするのが一番大事な処世術だ。
いつだったか、大河ドラマを一緒に観ていた母が「え??なに?あのドブス??」と驚いていたことがあった。母からドブスと言われた女優さんは、電撃入籍で今世間で話題の人気女優さんである。決してドブスではないが、母の世代からしたら気品あるお姫様役をするのは山本富士子さんのような絶世の美女であってあのレベルは町娘役だと思い込んでいる。
そう。今は、町娘役レベルがお姫様役をしないと売れない時代なのである。そういう時代なのである。
それがどういうことなのかは、よくわからない。
わからないが、そういうことなのである。
今回の騒動の発端は、同業の嫉妬から始まってその尻馬に乗っての集団的憂さ晴らしのお祭り騒ぎが大きくなってこうなった、という感じである。
負のエネルギーが渦巻いている感じである。幼稚でヒステリックで恐ろしいとも思う。こういう形でしか引きずり降ろせないというところも息苦しい。
が、革命といえばいえるかもしれないなぁ、とも思う。といっても、革命って所詮はその権力をこっちによこせ!だけの争いなんだけど。
でも、これをきっかけに良い方向に行くといいなぁ。。
能天気に乗せられることのない成熟した国でのオリンピック開催の意義とはなんぞや?はじまりのオリンピックにもどる時なのかもしれない。試金石になるのかもしれない。。。