今日はHIGASHIYAさんのヒガシヤの節気餅。
和菓子の製造販売と喫茶を手掛けるHIGASHIYAさんは、二十四節気にちなんで月に一度餅を出す。
今月は二十四節気大雪(2020年大雪は12月7日)をお題に玄米餅。
大豆餡を新米の玄米餅で包む。
甘さをぎりぎりまでひかえた素朴な味がどこか懐かしい美味しさ。
疫病の感染がまた拡大しているようだけど、どこに行っても人出はそこそこにある。
疫病下で気が付いたことのひとつが、今は観光のために行われているような感じのいにしえよりの様々な行事が、実は疫病除けのためだったということ。
疫病は天災より頻発する厄介で恐ろしいことだったのだ。
でも怯えてばかりでは口が干上がる。
大雪の次は冬至。冬至から畳の目ひとつずつ日がのびる。冬至の次は小寒大寒。そうして立春。
毎日毎日暖かくで気候的には春を待つという感じではないけど、心情的には、疫病が落ち着く春を待つ。