何年くらい前からだろ?
この時期になると、球根付き切り花というか、なんというんだろ、球根付きの原種チューリップやムスカリが花屋さんに並ぶ。
可愛いからつい手が出る。
アオフラさんで初めて見た時にその店の当時の店長ちゃんに提案されるままに小っちゃいガラスの花瓶と原種チューリップをセットで買って、以後、その花瓶をそれ専用にしていたのに去年割っちゃったんだ。
なんでもいいっちゃいいんだけど・・・
経験的に、球根切り花は球根の水栽培程度に球根が水に触れればいい感じ。
花瓶はこのアンティークのデザートカップにしてみたい。
でも当たり前だけど球根倒れる。
花が枯れて明日のゴミに出そうとゴミ箱に捨ててあった切り花の枝を拾ってきて、花留風にして、球根をおいてみた。
お!なかなかにイケてる気がする。
私は華道を習ったことがない。私の母は花を育てることには熱心でも家の中に花を飾ることは一切しなかった。たぶん祖母もだろう。
何十年か前にとある華道家にとある建物のフロアに飾る作品をお願いしたことがあった。が、来館者がなんとその巨大な花瓶にぶつかって花瓶が倒れてしまったことがあった。焦りまくって駆け付けて花瓶を起こしながらも、おお!こういう風に花瓶の中に枝で下準備(?)をしたとこに生けていくものだったのかと知った。
他人様にお見せするために生けるわけじゃない自己満足だからてきとーに真似してるだけだけど、それにしても、この花を思い通りに安定させるという様々な技術は誰が工夫し始めたんだろ?
花を飾るなんてなんの腹の足しにもならないことなのに。
でも花をぼんやりと眺めているのはやっぱり心地よい。
ま。
今日は寒いな。明日は日本列島冷凍庫状態予報だ。いよいよ崎陽軒半纏だ。