かながわの古道50選。亀谷坂・鎌倉の切り通し(七口)・3。
亀谷坂は岩船地蔵と長寿寺を結んでいます。当時は町家の並ぶ商業地域としてにぎわったといわれています。また、この切り通しは現在より急坂で、建長寺の亀がこの坂を登り始めましたが、あまりの急坂のため途中で引き返したという逸話も残っています。『吾妻鏡』には建仁2年(1202)、将軍源頼家が、山ノ内に出かけた帰り『亀谷辺』で落馬し、古井戸に落ちたと記述されています。なお、亀谷(かめがやつ)は扇ガ谷(おおぎがやつ)の昔の呼び名です。
ふむふむ( ..)φ
JR横須賀線・北鎌倉駅下車。
円覚寺様の前を通って、建長寺様方面にむかう。
今日は暖かいなぁ。踏切からは県道21号線を歩く。
確かあそこの信号機だったよな・・・
お!長寿寺様。
そこからスタート。
長寿寺様は臨済宗建長寺派のお寺様で、境内は春と秋に公開。
凛とした端正な佇まいの古刹だ。
歩き出す。
ぎゃ!またタイワンリス!最近はドブネズミに見える時がある。ま。
リスは騒がしいが、道は閑静だ。
あのどっかに、足利尊氏の遺髪をおさめたとされるやぐらがあるのかな?
なだらかに登る。
地蔵様を過ぎれば、すぐに下り坂。
こちら側の方が急だ。
だんだんフラットになっていく。
お!謎の山の名残。
岩船地蔵様だ。
ここで終点。
さてさてどうしようかな?と思っていたら、同じくどうしようかな?の女子高校生二人連れ。
さっき前を歩いていた子たちだ。てっきり地元高校生で下校途中かと思っていたが、観光のようだ。亀が引き返すこともなければ個人商店一件あるではないが、なんとなく誘われる道なんだな( ^^)
聞けば来年受験というから、彼女たちには荏柄天神様おすすめして、私は假粧坂に向かうことにする。
亀谷坂は頼朝鎌倉入り以前からの、山内から扇ガ谷に入る重要な道であった。
頼朝の父義朝は亀谷に住み(現・寿福寺)、また山内荘を領した山内氏は源氏と由緒の深い家柄であり、頼朝の乳母は山内経俊の母であった。
巨福呂坂が開かれた後も、亀谷坂道と假粧坂道の合する亀谷辻は鎌倉の商業地域に指定されていたから、往来が衰えなかったという。
というわけで、假粧坂にむかって歩き出す。
そういえば、亀谷の辻ってどこだったんだろうなぁ(?_?)
海蔵寺様に寄ってみることにする。
駐車場に謎の穴(?_?)
お!海蔵様。
手前に、井戸があった。
鎌倉十井の底脱の井ってこれだったんだ。ネーミングとは違って清楚な井戸だ。それにしてもあの・・・は、ま。
拝観料(?)100円をおさめる。
なんだかもうひとつ井戸があるようだ。十六の井というのか。
なんだか住宅地に出た。昔はこのあたり全部寺領だったんかな(?_?)
井戸というか水源というか・・・
清冽な水に満たされた神秘的な空間。
本堂に戻る。
とおおお\(◎o◎)/!
お庭というか裏山というかやぐらというかなんというんだろ?自然か人工かハイブリッドか、とにもくにも素晴らしい造形だ!
しばし見惚れた。
清冽な水といいこの造形美といい、たくさん観てるわけではないが、鎌倉のお寺の中で一番グッときたかもしれない。
このお寺様は、またたずねたいなぁ(^^)
海蔵寺様を出てもどる。
假粧坂に向かう。
お!見おぼえのある坂だ。
この間は悪天候だったからと思っていたけど、日当りが悪いのかな?今日も足元がぬかるんでいる。やっぱり険しい。
鎌倉って本当に要塞だったんだなぁ。
銭洗弁天様に下りよう。
今日は寄らない。
なんだか体がまだふわふわしてる。帰ろう。
昼飯は、繁茂さん休みにつきなると屋さん。
美鈴さんの花びら餅予約して出たから受け取って。
明日は空手の稽古に行けるかな?
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