今日も長野盆地は暑いが上に暑かった。
戸隠のランプさんで昼飯を食べて、目的のトマトとモモへ。
戸隠から信濃町へと下りればモロコシ街道。
信濃町の高原野菜農家さんの直売所が軒を連ねる。
皆さんそれぞれに贔屓の店がある。
私は長原農園さん。
モロコシ街道の名の通りにトウモロコシが有名なのだけど、トウモロコシはもちろん、トマトも抜群に美味いのだ。
トウモロコシとトマトとミニトマトとキュウリと買って、次に向かうは飯綱町のいいづなマルシェむーちゃん。
モモの出来具合はどうかな?
白鳳は今年は異様に早くそろそろ終わり、あかつきが今一番美味しいとのこと。
え?!もうリンゴ出てる。
早生の夏あかり。
さて夕飯の時間。
長原農園さんのトマトは形は不揃いだけど、もう夕飯はこのトマトだけでいいと思う。
高糖度にするための何かをしているわけではない。なのに甘くて瑞々しくて美味い。いくつでも食べられてしまう。
でも明日も暑そうだからトマト以外もちゃんと食べた。
食後の水菓子は、は、お盆のお供えにするためもあって買ってきたんだけど、モモからいい匂いがする。
今年初のリンゴもいいな。
ムムム・・・
一番まだ固いモモを1個だけ仏壇にお供えして、今宵は初物リンゴにしよう。
夏あかり。
夏あかりは長野県生まれのここ数年出てきた新しい夏リンゴ。
親はさんさと陽光と小口吉寿朗氏。
夏リンゴってかつては珍しいだけで味は今一つだったのだけど、今はいろんなのが出ている上に美味い。
この夏あかりは夏の贈答用にまで出世している。
それにしても、同じ物を同じ方法で作ってもなんでこんなに違うのだろう。
トマトなんて日本全国どこも同じ桃太郎だか金太郎だかのはずなのに。
これが地味(ちみ)ということなんだろう。
室内はエアコンが効いているから、お茶は温かい中国茶にした。青茶。鳳凰単叢・芝蘭香。
蘭を思わせる香りがたまらない。
外の気温はなかなか落ちてくれない。
月はぼんやりと。
北信濃の夏の恵みの余韻にひたる夜。