雪かきで始まった今日。二日続きだったせいか昼飯を食べたら眠くなった。
いつもならどこかへ出かけたがる母だけど、疫病の感染拡大でさすがに今年はおとなしい。炬燵と蜜柑とテレビとうたた寝で満足してる。
一人で散歩がてら本屋さんへ行くことにした。
確かあそこに平安堂さんがあったはず。でも車で通りかかって知っているだけで正直に白状すれば徒歩での道がよくわかってない。でもスマホのナビはやめて歩いてみた。
近所にこんな趣のある小径があったんだ。
小学校の校庭の木立が綺麗だ。
氷柱を見ると嬉しくなる。
この通りに確か平安堂さんがあったはず。
バス停だ。元日全便運休というのもある意味すごいな。
郵便ポストが物語を待つようにたたずむ。
平安堂さんに到着。
本ではなく色鉛筆と小さなカッターを買って出る。
母はなんでそんなに?と不思議がるけど長野盆地から眺める山々は綺麗だ。
歩道橋の上からしばし眺める。
帰ったらシロが挨拶に来ていた。
夕飯は、これもまた果たして長野盆地スタンダードなのかわからないけど、新巻鮭。しかも母は厚く輪切りにしたものを水煮するという。そんなの売っていなかったからやや厚めの普の切り身を焼くことにしてあった。おせちの残りはたっぷりとあるし、母はテレビにかぶりついている。
マルマンのスケッチブックを広げる。
長野へ来る前に銀座の伊東屋さんで買ってきたマルマン図案スケッチブックOneDay vol.2。ちきゅうとあそぼう。
子供ってここにどんな物語をつむぐのかな?
おばさんのおつむはカッチンカッチンだ。
小さなカッターは鉛筆削り用のつもりだったのだけど、ふむ、このスケッチブックは切るもあり。
浅間縄文ミュージアムのカワラダくんを置いてみる。我ながら生活感あり過ぎ。
遊びあきて母が見ていた番組を見たら、これ面白い!
「大仏開眼」。
NHK古代史ドラマスペシャルの再放送らしい。そういえば「大化改新」は見た。あれも面白かったな。大仏開眼は2010年、大化改新は2005年の放送だったのか。
まったりな疫病下の元日がそろそろ終わる。
悪くはないけど、こういう時は雪かきがあって良かったなぁとも思うのだ。