※苦手な方は、閲覧注意かもです。
9/8、ベランダの文旦の苗木に、鳥のウンチを見つけた。
と思ったら何かの幼虫だった。
種から育てた文旦が喰われてる。
なんとなく葉っぱ何枚かと一緒に、空いているタッパーに移す。
9/9次の日、別モノになってた。
一晩で驚きのメタモルフォーゼ。
脱皮?でも皮はない。
詳しい人に育て方を尋ねる。
・アゲハの幼虫である
・緑色になったのは終齢という段階である
・10日くらいで蛹になるはず
・1日に葉っぱを3、4枚入れて、ウンチを掃除する
・1匹なら空気穴は開けなくてもよい
・脱皮した皮は自分で食べる事が多い
アゲハということで、諏訪子と名付ける。
毎日、諏訪子はウンチをたくさんして、葉っぱを食べる。
やはり新芽に近い、黄緑の葉をより好みしている。
ウンチは色も大きさも正露丸にそっくりで、タッパー全体から柑橘の香りがする。
直接触るほど強くないので、載っている葉っぱごと割り箸でつまんで掃除など。
失業中で暇なので1日何度も見る。
時々鮮やかな黄色の角を出す。
9/15、立てていた割り箸に止まって動かなくなる。
いままでとは違う、水っぽいウンチ。
聞くと、前蛹というものらしい。
確かに身体をくの字に曲げて、蛹のイメトレをしているように見える。
次の日。
諏訪子は静かに蛹になっていた。
このまま羽化まで見ていたいが、家の中にはハンターが2匹。
安定するのを待って、元の文旦に結びつける。
自然界では普通とはいえ、雨風など過保護に心配してやきもきしながら毎日見る。
そしてある朝、蛹に変化が。
黒い。
9/28
明朝に羽化かと楽しみに夜、確認したところ。
----------------!!
夜のうちに羽化してた!
朝までゆっくり羽を慣らして、次の日、青空に飛び立っていった。
と言えば聞こえはいいけど、本当は金時がたまらずベランダに飛び出し、連れ戻そうとわちゃわちゃしてる間に飛んでいった。
写真撮影の余裕はなかったけど、目には焼き付けた。
この後すぐ強風に煽られるかもしれない。
鳥に喰われるかもしれない。
でも、眩しくて危険で、限りなく広い世界に本能のままに飛び出していった。
願わくば、命の目的である生殖を叶えて欲しいと思うけど、それは人間のエゴというものだろう。
空になった蛹を見て、勇気づけられる。
もう少しだけこのままにしておこう。
9/8、ベランダの文旦の苗木に、鳥のウンチを見つけた。
と思ったら何かの幼虫だった。
種から育てた文旦が喰われてる。
なんとなく葉っぱ何枚かと一緒に、空いているタッパーに移す。
9/9次の日、別モノになってた。
一晩で驚きのメタモルフォーゼ。
脱皮?でも皮はない。
詳しい人に育て方を尋ねる。
・アゲハの幼虫である
・緑色になったのは終齢という段階である
・10日くらいで蛹になるはず
・1日に葉っぱを3、4枚入れて、ウンチを掃除する
・1匹なら空気穴は開けなくてもよい
・脱皮した皮は自分で食べる事が多い
アゲハということで、諏訪子と名付ける。
毎日、諏訪子はウンチをたくさんして、葉っぱを食べる。
やはり新芽に近い、黄緑の葉をより好みしている。
ウンチは色も大きさも正露丸にそっくりで、タッパー全体から柑橘の香りがする。
直接触るほど強くないので、載っている葉っぱごと割り箸でつまんで掃除など。
失業中で暇なので1日何度も見る。
時々鮮やかな黄色の角を出す。
9/15、立てていた割り箸に止まって動かなくなる。
いままでとは違う、水っぽいウンチ。
聞くと、前蛹というものらしい。
確かに身体をくの字に曲げて、蛹のイメトレをしているように見える。
次の日。
諏訪子は静かに蛹になっていた。
このまま羽化まで見ていたいが、家の中にはハンターが2匹。
安定するのを待って、元の文旦に結びつける。
自然界では普通とはいえ、雨風など過保護に心配してやきもきしながら毎日見る。
そしてある朝、蛹に変化が。
黒い。
9/28
明朝に羽化かと楽しみに夜、確認したところ。
----------------!!
夜のうちに羽化してた!
朝までゆっくり羽を慣らして、次の日、青空に飛び立っていった。
と言えば聞こえはいいけど、本当は金時がたまらずベランダに飛び出し、連れ戻そうとわちゃわちゃしてる間に飛んでいった。
写真撮影の余裕はなかったけど、目には焼き付けた。
この後すぐ強風に煽られるかもしれない。
鳥に喰われるかもしれない。
でも、眩しくて危険で、限りなく広い世界に本能のままに飛び出していった。
願わくば、命の目的である生殖を叶えて欲しいと思うけど、それは人間のエゴというものだろう。
空になった蛹を見て、勇気づけられる。
もう少しだけこのままにしておこう。