金色ビールでまだら模様

飲みすぎて今日も、顔と記憶がまだら状。それはそうと、金色ねこと、さび猫飼ってます。

雪に思うこと

2014-02-08 12:10:03 | 
きのう会った、お外の猫。
シャム混じりの綺麗な女の子。
「なんだか寒くなりそうね」


「…なんかくれるの?」

ごめん、あげられない。
夜半から降りだした雪で、東京は銀世界。
この子はどこかであたたかくしてるだろうか。

家のなかは、朝からストーブ点火でゆるみっぱなし。
赤ちゃんもミルク飲んで二度寝。


金時「…ひなたぼっこもできんし、寝るだけや」


めくるとこんなん。

電気毛布もはいってます。

あたたかい場所で、外で暮らす猫のことを考えてるのは、傲慢で意味のないことでしょう。
助けられないし、中途半端にごはんをあげる甲斐性も行動力もなく。

外での冬を幾度か経験したこの子は、いまの状況を幸せだと思っているのかというと、きっとそんなこともなく。
つくし「ひとまずぬくくて眠いわよ」

(しかし毛布が毛だらけだな)

猫は過去と現在を比べて有り難がることもしない代わりに、未来を心配したりもしないから。
ゆるむ時も、厳しい時もただ、いまを生きるだけ。
恩をきせたり、申し訳なく思ったり、無責任に心配したりする人間のバカな感情を超えてくる。
人が猫に触れて、惹きつけられるのはそういうところなんだろうな。
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