昨年(2018年)10月から11月にかけて、温泉めぐりドライブに愛車SMARTで回ったときの過去LOGです。
ひまなのに途中まで書いてはほっぽりだし、気が付けば年が変わり、春になっています。
当地、伊豆ではすでに桜のシーズン(寒桜、河津桜など)は終了し、ソメイヨシノの開花を待っています。
愛車、SMART(450、600cc、ROMチューニング)の状況
走行距離13万km
2年前にエンジンパーツを交換(バルブ、ピストン、オイルシールなど)
昨年の車検時に足回り(ブッシュなど)交換
かなり大金を支払って、今年の車検まで乗って、買い替え、廃車の予定です。
プラスチック製のドアパネルやフロント、リアパネルは割れが入ってしまい、シールで補強しています。
冷却液がモレているようで、知らずに乗っていると湯温が上がります。
エアコンのスイッチを入れると下がるときもありますが、下がらない場合はヒーターのスイッチを入れても暖かい(熱い?)空気が出てきません。
この状態になると、オーバーヒート寸前の最悪の事態。
駐車すると、冷却液がドバドバと流れてきます。
ラジエーターの中で沸騰しているようです。
水を入れれば走行可能。
以来、出発時には必ず冷却液を補充しています。
LCCと水も携帯必須です。
そんな、エンジンだけが元気な愛車を、約3,000kmのドライブに連れ出しました。
ちなみに出発前日に左のヘッドランプの不灯に気がつき、途中で交換するつもりで、そのまま出発。
1.福島飯坂温泉
予定では、伊東から水戸あたりまで行って、健康ランドに泊まるつもりが、日曜日のため東京までののぼりが渋滞。
片目のまま夜間走るのも問題あり、横浜の行きつけの温泉「LIBURE」に宿泊。
翌日は月曜日のため、道路はスイスイ。
ちなみに高速道路や有料道路は使わない。一般道でのんびりとドライブ。
時間に縛られない旅行は最高!同行者がいない一人旅だからできること。
それでわかったのが、国道4号線(たぶんバイパス)
トラックも少なくないけど、信号も少なく、高速道路必要ないくらい快適で順調。
高速しか使っていない人にはわからないだろうなあ・・・
途中、道の駅で昼食などをとり、順調に「福島飯坂温泉」に到着。
高速も乗らず、一般道も信号少なく、おかげさまで上々の燃費。
飯坂温泉駅、終点です。
予約していた「花乃湯」に早めのチェックインをして、飯坂温泉を散策。
少し離れた駐車場に車を移動したときにすでに気がついていましたが、閉鎖された温泉旅館が目立ちます。
「花之湯」の手前、川を挟んだ向こう岸、すでに営業していない温泉旅館がたくさん確認できます。
駅前の橋を渡ると温泉街の全貌があきらかに・・・・
なんと悲惨な状況!!!
大きな旅館の廃墟がいたるところに
熱海や伊東、箱根など、大掛かりな社員旅行がなくなった状況で、どこの温泉街も観光客確保に苦労をしておりますが、
ここ、福島飯坂温泉は、大震災の影響で原発の風評被害での客足が遠のいたことが大きな原因。
ニュースや噂では聞いていたことですが、ここまでひどい状況とは・・・・
人気のない大きな温泉旅館
「花之湯」の宿泊客は男性の団体客約10名(3部屋)と私だけ
平日とはいえ、寂しい限りです。
食事は私一人で「カラオケスナック部屋」で
まあ、だだっ広い部屋でぽつんと一人用よりはいいか?
食事はまあまあ、良くも悪くもなし。
部屋はこんな感じ。
一人なんで、これでも問題なし。
夕食後、また町並みをブラブラしたが、温泉旅館以外も住んでいない家が目立ち、温泉街の面影はなし。
久しぶりに寂しさを体に感じながら、なんとかこの温泉街を応援してあげたいと思っていたが、
私にはそんな力もないし、また、私がまた来たいと思わせるような、旅館の気持ちも伝わってこなかった。
まだがんばっている残された温泉旅館の再起を願いたい。
そんな寂しい思い出を残しながら、岩手の宮古へ今日ものんびりドライブ。
ああ、「花之湯」の温泉ですが、露天はありません。
湯温がとても熱く、水道水で温度を下げないととても入れません。
団体客が入った後に入浴したので、なんとかそのまま入れましたが、それでもとても熱いです。
翌朝は入れませんでした。温泉を薄めるのが抵抗がありますので。
なんとか、入れるくらいまで冷ませておけないかなあ・・・
せっかく良い温泉なのに、残念。
http://hananoyu-iizakaonsen.com/
宮古へ
福島飯坂から盛岡へは東北自動車道路を使えば一直線。
ところが私は一般道
ということで、海側まで横断して、海岸線を宮古までのんびりドライブ。
当然、途中には震災で被害が大きかった南三陸、陸前高田や釜石を通っていくわけです。
震災後、一昨年、宮古まで行って、復興状況はある程度わかっていましたが、南下してもっとひどい地区を見るのは勇気がありませんでした。
仙台から松島を経由して、南三陸町へ
松島はすっかり震災を克服して、いつも大変な観光客です。
国道は平日でも渋滞。食堂は行列です。
そんな観光地は写真も撮らずスルー。
途中の震災被害状況も復興状況も目に焼き付けて写真にはせず。
確かに道路や海岸の防潮堤の建設は進んでいるようだが、まだまだだなあ・・・
海岸線の国道45号が幹線道路ですが、平行して「三陸自動車道」も建設されており、途中の建設完了部分は無料で通行可能でした。
おかげさまで、宮古到着予定時刻を大幅に短縮できました。
当然、有料部分は通行しておりません。
海岸線の国道を震災時のことを考えながら、のんびりとドライブすることが良いのです。
まあ、そうなれば、無料部分も通るなってことになりますがね。
交通量を分散して、45号の渋滞を緩和させたということで、納得させております。
宮古は「宮古ヒルズ」というビジネスホテルに宿泊。
前の会社の知人と食事をするため。近くの居酒屋で食事。
翌日は「浄土ヶ浜」など案内をしてもらい、港の食堂で朝食をいただく。
震災の影響が大きかった「浄土ヶ浜」は以前に来たときとはかなり変わっていた。
港にはとても高い防潮堤が立てられており、資料館なども設置されていた。
今の海は穏やかである。
さながら「極楽浄土」とは今の状況なのであろう。
観光客も少なく、朝の犬の散歩が良く似合う。
宮古の知人に勧められた温泉にのんびりと向かおう。
八幡平にある「松川温泉」である。
あいにくの雨模様で岩手山は見えないかな・・・
#SMART
#福島飯坂温泉
#花之湯
#浄土ヶ浜
ひまなのに途中まで書いてはほっぽりだし、気が付けば年が変わり、春になっています。
当地、伊豆ではすでに桜のシーズン(寒桜、河津桜など)は終了し、ソメイヨシノの開花を待っています。
愛車、SMART(450、600cc、ROMチューニング)の状況
走行距離13万km
2年前にエンジンパーツを交換(バルブ、ピストン、オイルシールなど)
昨年の車検時に足回り(ブッシュなど)交換
かなり大金を支払って、今年の車検まで乗って、買い替え、廃車の予定です。
プラスチック製のドアパネルやフロント、リアパネルは割れが入ってしまい、シールで補強しています。
冷却液がモレているようで、知らずに乗っていると湯温が上がります。
エアコンのスイッチを入れると下がるときもありますが、下がらない場合はヒーターのスイッチを入れても暖かい(熱い?)空気が出てきません。
この状態になると、オーバーヒート寸前の最悪の事態。
駐車すると、冷却液がドバドバと流れてきます。
ラジエーターの中で沸騰しているようです。
水を入れれば走行可能。
以来、出発時には必ず冷却液を補充しています。
LCCと水も携帯必須です。
そんな、エンジンだけが元気な愛車を、約3,000kmのドライブに連れ出しました。
ちなみに出発前日に左のヘッドランプの不灯に気がつき、途中で交換するつもりで、そのまま出発。
1.福島飯坂温泉
予定では、伊東から水戸あたりまで行って、健康ランドに泊まるつもりが、日曜日のため東京までののぼりが渋滞。
片目のまま夜間走るのも問題あり、横浜の行きつけの温泉「LIBURE」に宿泊。
翌日は月曜日のため、道路はスイスイ。
ちなみに高速道路や有料道路は使わない。一般道でのんびりとドライブ。
時間に縛られない旅行は最高!同行者がいない一人旅だからできること。
それでわかったのが、国道4号線(たぶんバイパス)
トラックも少なくないけど、信号も少なく、高速道路必要ないくらい快適で順調。
高速しか使っていない人にはわからないだろうなあ・・・
途中、道の駅で昼食などをとり、順調に「福島飯坂温泉」に到着。
高速も乗らず、一般道も信号少なく、おかげさまで上々の燃費。
飯坂温泉駅、終点です。
予約していた「花乃湯」に早めのチェックインをして、飯坂温泉を散策。
少し離れた駐車場に車を移動したときにすでに気がついていましたが、閉鎖された温泉旅館が目立ちます。
「花之湯」の手前、川を挟んだ向こう岸、すでに営業していない温泉旅館がたくさん確認できます。
駅前の橋を渡ると温泉街の全貌があきらかに・・・・
なんと悲惨な状況!!!
大きな旅館の廃墟がいたるところに
熱海や伊東、箱根など、大掛かりな社員旅行がなくなった状況で、どこの温泉街も観光客確保に苦労をしておりますが、
ここ、福島飯坂温泉は、大震災の影響で原発の風評被害での客足が遠のいたことが大きな原因。
ニュースや噂では聞いていたことですが、ここまでひどい状況とは・・・・
人気のない大きな温泉旅館
「花之湯」の宿泊客は男性の団体客約10名(3部屋)と私だけ
平日とはいえ、寂しい限りです。
食事は私一人で「カラオケスナック部屋」で
まあ、だだっ広い部屋でぽつんと一人用よりはいいか?
食事はまあまあ、良くも悪くもなし。
部屋はこんな感じ。
一人なんで、これでも問題なし。
夕食後、また町並みをブラブラしたが、温泉旅館以外も住んでいない家が目立ち、温泉街の面影はなし。
久しぶりに寂しさを体に感じながら、なんとかこの温泉街を応援してあげたいと思っていたが、
私にはそんな力もないし、また、私がまた来たいと思わせるような、旅館の気持ちも伝わってこなかった。
まだがんばっている残された温泉旅館の再起を願いたい。
そんな寂しい思い出を残しながら、岩手の宮古へ今日ものんびりドライブ。
ああ、「花之湯」の温泉ですが、露天はありません。
湯温がとても熱く、水道水で温度を下げないととても入れません。
団体客が入った後に入浴したので、なんとかそのまま入れましたが、それでもとても熱いです。
翌朝は入れませんでした。温泉を薄めるのが抵抗がありますので。
なんとか、入れるくらいまで冷ませておけないかなあ・・・
せっかく良い温泉なのに、残念。
http://hananoyu-iizakaonsen.com/
宮古へ
福島飯坂から盛岡へは東北自動車道路を使えば一直線。
ところが私は一般道
ということで、海側まで横断して、海岸線を宮古までのんびりドライブ。
当然、途中には震災で被害が大きかった南三陸、陸前高田や釜石を通っていくわけです。
震災後、一昨年、宮古まで行って、復興状況はある程度わかっていましたが、南下してもっとひどい地区を見るのは勇気がありませんでした。
仙台から松島を経由して、南三陸町へ
松島はすっかり震災を克服して、いつも大変な観光客です。
国道は平日でも渋滞。食堂は行列です。
そんな観光地は写真も撮らずスルー。
途中の震災被害状況も復興状況も目に焼き付けて写真にはせず。
確かに道路や海岸の防潮堤の建設は進んでいるようだが、まだまだだなあ・・・
海岸線の国道45号が幹線道路ですが、平行して「三陸自動車道」も建設されており、途中の建設完了部分は無料で通行可能でした。
おかげさまで、宮古到着予定時刻を大幅に短縮できました。
当然、有料部分は通行しておりません。
海岸線の国道を震災時のことを考えながら、のんびりとドライブすることが良いのです。
まあ、そうなれば、無料部分も通るなってことになりますがね。
交通量を分散して、45号の渋滞を緩和させたということで、納得させております。
宮古は「宮古ヒルズ」というビジネスホテルに宿泊。
前の会社の知人と食事をするため。近くの居酒屋で食事。
翌日は「浄土ヶ浜」など案内をしてもらい、港の食堂で朝食をいただく。
震災の影響が大きかった「浄土ヶ浜」は以前に来たときとはかなり変わっていた。
港にはとても高い防潮堤が立てられており、資料館なども設置されていた。
今の海は穏やかである。
さながら「極楽浄土」とは今の状況なのであろう。
観光客も少なく、朝の犬の散歩が良く似合う。
宮古の知人に勧められた温泉にのんびりと向かおう。
八幡平にある「松川温泉」である。
あいにくの雨模様で岩手山は見えないかな・・・
#SMART
#福島飯坂温泉
#花之湯
#浄土ヶ浜