鎌倉く邸の
梁間方向の2階床梁と、
屋根を支える垂木は、
全て尺八寸(約54.5cm)の間隔で
並んでいます。
建主の
居室の広さに対する要望などを踏まえ、
これが5つ分の間口で和室と寝室、
8つ分の間口で居間、
4つ分の間口で厨房や洗面所や書斎、
というように、
居室を割り付けました。
ふつう大工さんは、
三尺(約90.9cm)ごとに
通り芯を出して仕事するので、
かなりたいへんな思いを
させてしまいましたが、
三尺を基本に全てを割り振ると
ちょっと窮屈な感じが
するところが出てくるので、
尺八、にしました。
その代わり、
おかげで家全体が、
律動と奥行を感じる
空間となりました。
「尺八」という字の形も
末広がりな感じで、
なんだか縁起がよさそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ba/af90ce21d1cf3e516030f070b06aae46.jpg)
梁間方向の2階床梁と、
屋根を支える垂木は、
全て尺八寸(約54.5cm)の間隔で
並んでいます。
建主の
居室の広さに対する要望などを踏まえ、
これが5つ分の間口で和室と寝室、
8つ分の間口で居間、
4つ分の間口で厨房や洗面所や書斎、
というように、
居室を割り付けました。
ふつう大工さんは、
三尺(約90.9cm)ごとに
通り芯を出して仕事するので、
かなりたいへんな思いを
させてしまいましたが、
三尺を基本に全てを割り振ると
ちょっと窮屈な感じが
するところが出てくるので、
尺八、にしました。
その代わり、
おかげで家全体が、
律動と奥行を感じる
空間となりました。
「尺八」という字の形も
末広がりな感じで、
なんだか縁起がよさそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ba/af90ce21d1cf3e516030f070b06aae46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a1/1e302385de33217949847b469e1b4c74.jpg)