きらくなたてものや

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仕上げ塗りの準備

2007年10月25日 | 鎌倉く邸
先週末、仕上げ塗りの色を決めたので、
さっそく、左官屋の湯田さん、
仕上げ塗りの準備。



左から、
白、赤、黄の土。
2階のお部屋に関して、
これらを使い分けたり、
調合して塗ります。

自然界にある
土の色だから、
どれも柔らかい色です。




寝室に塗る予定の、
ほんのりと赤い土壁の材料。

ここで湯田さんから不思議な話。

赤い壁ですが、
赤土だけだと、赤が強すぎて、
白土を混ぜます。
しかし白土を混ぜるとさらに赤が際立つので、
黄色の土も混ぜるとのこと。

割合は、
白:赤:黄=2:1:1、
それでとても雰囲気のある
玄奥な赤色の壁となります。

やはり濃い色は、
強く出てしまうんですね。
絵の具と一緒だ。

なお、念のため、
以前に塗り見本を作っていただいていますが、
ここで調合したもので改めて小さな見本を作り、
様子を見て塗るという段取りになっています。




仕上げ塗りに使う砂。

湯田さんのほうで調達した、
山梨産の白い川砂です。
(湿っているので、少し黒く見えます)
ホームセンターで売っているような
普通の黒っぽい砂を使うと、
やはり色の印象は違ったものになるようです。

そしてこの白い川砂を水で洗いながら、
7厘目のフルイでふるい、
目を揃えます。