古い商店の引き戸を開けて・・・
おそるおそる・・・
「あの~・・・鼻緒見せてくれますか?」
「ええ、どうぞ。」
とても暖かい笑顔の奥様がやさしく対応してくれて
敷居が高いかもと思ってたけど、ホッ・・・です。
行ってみたかったんです。
田町 「黒田商店」
鼻緒がたくさん!ほんの一部ですよ。
みたことのないような色とりどりの鼻緒達。
奥様が世界のあちこちから集めてきた美しい布を使っています。
バティックの古布、ヨーロッパのアンティークレース、
インド更紗、江戸時代の掛け軸の表具・・・
ほんとうに素敵なんです。
帆布の鼻緒は桐下駄にあわせるとカジュアルでかわいいね。とか
江戸時代の和更紗は以外と洋風な感じの柄に見えますね・・・と
奥様と話していると時間を忘れてしまいました。
真ん中がアンティークレースの鼻緒です。
これも欲しかった・・・
色々迷って結局・・・・・・
フランスのアンティークリボンの鼻緒に決めました。
これならなんでも合うので・・・。
そんなに沢山買えませんよ。
鼻緒を細かに調節してぴったりの物にしてもらう
調節の間はお茶を頂きながらお話をする・・・
とてもゆったりとしたひとときでした。
鼻緒をすげてくれたご主人も素敵な方で
近所の小学生が「おっちゃんサッカーしょう。」
と誘いに来ていました。
店先の路地でボールを蹴る姿を想像して
ほほえましいなあと・・・。
いいお店でした。