野球ファンではない私が、プロ野球の球界再編に思いがけなく興味を持ち、今月はその報道と友人たちとのその話題に夢中になってしまった。ある日の報道番組に、〈ナベツネさん〉と呼ばれる人が登場し、
(こういうキャラクターの人間がいるのね)
と、興味を持ったのが、きっかけである。それから、古田選手会会長、ベンチャー企業の2人の社長、プロ野球機構選手会担当というポストの人、監督や元選手やスポーツ新聞記者などが次々登場して、それぞれのキャラクターが興味深く面白く、同じ映像を何度見ても飽きさせられなかった。
評論家の登場はプロ野球評論家だけと思っていたら、プロ野球経営評論家やスポーツ・マネジメント・アナリストという人たちがいることも知ったり、球団とオーナーとコミッショナーと選手たちのことも、いろいろ知ることになった。とにかく多彩な顔ぶれと言える人たちが、連日、マスコミに登場して、野球と無縁だった私にとっては、毎日が新発見。何がこんなに興味深く面白いのか自分でも不思議な気がしたほどである。
そんなある日、何かのテレビ番組で、野球ファンの漫画家が、
「野球は文化ですから」
と発言した時は、
(ええッ、文化……!)
と、驚愕させられた。野球を全く見ない私にとっては、野球はスポーツであり、娯楽であると思っていたのだ。決して否定するわけではなく、そんな考え方もあると知って驚いたのだ。
その後、『朝まで生テレビ!』〈激論 日本のプロ野球はどこへ行くのか〉を見ていたら、「野球は文化」「まだ文化になっていない」というやり取りがあって、そのことについての討論をもっと聞きたかったのに、別の話題に移ってしまって残念だった。
野球ファンにとっては、文化と言えるのかもしれないと、そんな気がした。私の周囲にはヤクルトファン、巨人ファン、阪神ファンがいるけれど、その中のヤクルトファンの友人に、
「野球は文化なの?」
と、質問したところ、
「文化と娯楽の間」
そう答えた後に、野球は他のスポーツと違う、文化という発言も正しくないわけではないと、その理由について友人から延々と聞かされたが、わかったような気もするし、やはり理解できない部分も残ったような気がした。
(こういうキャラクターの人間がいるのね)
と、興味を持ったのが、きっかけである。それから、古田選手会会長、ベンチャー企業の2人の社長、プロ野球機構選手会担当というポストの人、監督や元選手やスポーツ新聞記者などが次々登場して、それぞれのキャラクターが興味深く面白く、同じ映像を何度見ても飽きさせられなかった。
評論家の登場はプロ野球評論家だけと思っていたら、プロ野球経営評論家やスポーツ・マネジメント・アナリストという人たちがいることも知ったり、球団とオーナーとコミッショナーと選手たちのことも、いろいろ知ることになった。とにかく多彩な顔ぶれと言える人たちが、連日、マスコミに登場して、野球と無縁だった私にとっては、毎日が新発見。何がこんなに興味深く面白いのか自分でも不思議な気がしたほどである。
そんなある日、何かのテレビ番組で、野球ファンの漫画家が、
「野球は文化ですから」
と発言した時は、
(ええッ、文化……!)
と、驚愕させられた。野球を全く見ない私にとっては、野球はスポーツであり、娯楽であると思っていたのだ。決して否定するわけではなく、そんな考え方もあると知って驚いたのだ。
その後、『朝まで生テレビ!』〈激論 日本のプロ野球はどこへ行くのか〉を見ていたら、「野球は文化」「まだ文化になっていない」というやり取りがあって、そのことについての討論をもっと聞きたかったのに、別の話題に移ってしまって残念だった。
野球ファンにとっては、文化と言えるのかもしれないと、そんな気がした。私の周囲にはヤクルトファン、巨人ファン、阪神ファンがいるけれど、その中のヤクルトファンの友人に、
「野球は文化なの?」
と、質問したところ、
「文化と娯楽の間」
そう答えた後に、野球は他のスポーツと違う、文化という発言も正しくないわけではないと、その理由について友人から延々と聞かされたが、わかったような気もするし、やはり理解できない部分も残ったような気がした。