アラフィフで開業した呑兵衛診断士の日記

名古屋のお酒好きアラフィフ診断士が5年余りの企業内を経て開業!仕事したり呑んだりしながら書き連ねる日記です(*^^)v

みなさん、飛び込んでますよ!

2011年11月07日 08時45分03秒 | Weblog

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)

野田総理がこれに参加表明を示そうとしております。

今度の民主党党首は、前日のG20で消費税増税を明言したり、国内での「安全運転」に徹した発言とは裏腹に、海外ではやや饒舌になるようです。


さてこのTPP。

どちらかと言えば私は反対です。

海外への日本工場移転が進んでいる今、ほんの数%の関税撤廃のメリットが感じられないこと。

今でさえ牛肉のBSE検査などの問題で日本の都合が通らない関係でTPPなんて参加すれば、米国に蹂躙されるようにしか思えない。


私もまだ勉強不足ですが、今はこんな理由で反対派です。




そして世間では様々な意見や見解が交錯しており、世論調査も行われています。

その世論調査で違和感を感じたことがありました。


今朝の中日新聞の一面、共同通信の調査ですが、「TPPに賛成:38%」「TPPに反対:36%」とのこと。

賛否が拮抗していることと、残りの30%弱は、「どちらでもない・分からない」ってところでしょうか。

ここまではまだ分かる。

日経が「TPPに賛成:45%」と発表していたことに比べて、この差はなんなの?という気もしますがまだ分かる。



分からないのは・・・

「TPPに関して内閣から情報が開示されていない:78%」「開示されている:17%」


内閣から情報が開示されていないのは確かだ。

でもなぜ「TPP賛成」が「開示されている」と感じてる数値を20%程度上回っている??



つまり、「開示されてる=TPP賛成」という図式だとすればですよ?

端的にいえば「国から説明を受けてないけど、TPPには賛成!」って人が、調査人数中20%もいるってこと?


どうもこれが理解できない。

内閣から情報は不十分だけど、独自の調査の結果、賛成しているってことなんでしょうか?

「なんだかよく分からないけど乗り遅れるなって誰か偉い人がTVで言ってた。」みたいな感覚なんでしょうか?




難破船から海へ飛び込みを促す時、日本人にはこういうといい。


「みなさん、飛び込んでますよ!」



有名なエスニックジョークを思い出しました。





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