日本シリーズはホークスの勝利で終わりました。
投手力では辛うじて互角、打線と走力では圧倒され、実力通りの結果に終わったと思います。
落合監督の花道を飾れなかったのは残念ですが、印象に残ったのはホークス秋山監督の弁。
インタビュアーの質問を遮って、東日本大震災のことに触れたことです。
きっと監督や選手は、相手チームだけでなく、「自分たちは野球をしていていいのだろうか?」というジレンマとも闘いながら、今シーズンを過ごしてきたんだろうな、と思います。
もちろんそれはホークスだけじゃなく、ドラゴンズや他の全球団も皆同じ思いなのでしょう。
あれから8ヶ月あまりが経過していても、震災の復興が完了したわけでも、被災者の方の傷が癒えたわけでもないと思います。
でも、2011年日本プロ野球自体は、ホークスが日本一になり、
昨夜の秋山監督の弁で終わったことで一年を総括できたのではないでしょうか。