今日は甥っ子リンタロウくんの5歳のお誕生日です
5年前の今日、りんちゃんの誕生を母から聞いた時、
今だから言えるのだけど、とってもショックを受けました。
赤ちゃんは、健康に生まれ、健康に育つのが当たり前だと思ってました。
病気とか、障がいとか、救急車とか、NICUとか、手術とか…他人事でした。
産まれた赤ちゃんの心臓が悪いらしい…
ダウン症の可能性が高いらしい…
なんで、なんでうちのお兄ちゃん夫婦の赤ちゃんが…
お兄ちゃんは、そんな心の優しい人じゃないから、ダウン症の赤ちゃんなんて無理だよ…
そう思ったのが正直な気持ちでした。(当時ね当時wwごめんよww。注:現在は心優しい素晴らしいパパです!)
兄嫁ちゃんは、ショックを受けていないかな…大丈夫かな…
とても心配でした。
当時勤めてた幼稚園がカトリックの園だったので、神様、マリア様にお祈りするってのが私の日常で当たり前の事でした。(信者ではないのですが…)
マリア様の御像に、ひたすた祈りました。
どうか赤ちゃんの命を助けてください、と。
りんちゃんは、小さな命で、私達家族にたくさんの事を教えてくれました。
お母さんになった兄嫁ちゃん、お父さんになった兄からも、たくさんの事を教えてもらました。
ちょっとやそっとじゃない壁を幾度となく乗り越え、今日に至ります。
そんな兄夫婦の存在があったから、私は寛ちゃんの病気を受け入れ、楽しんで育児出来ました。
もちろん不安もいっぱいあったけど、そんな不安や心配を、兄夫婦は一番に理解してくれ、励ましてくれました。
そして、りんちゃんの時に、いろいろ経験したうちの両親は、寛ちゃんの病気をすんなり受け入れ、いつも励まし応援してくれました。
お友達ママから教えてもらった詩、『オランダへようこそ』を読んだ時に、
私は、昔からオランダがどれだけ素敵なところかを知ってたから、いつも前を見ていられるんだ、って思いました。
『オランダへようこそ』の記事
寛ちゃんが亡くなってすぐの頃、前に記事に書いたけど、りんちゃんが、誰も何も教えていないのに、寛ちゃんの写真に向かって手を合わせお辞儀したそうです。
寛ちゃんとりんちゃんにしかわからない繋がりがきっとあったんだと思います。
先日も、我が家へお泊りに来たりんちゃんは、朝起きると、早起き過ぎてまだ誰も起きていないのに、1人お仏壇へとことこやってきて、鈴を鳴らし手を合わせお辞儀していました。
なんだか、まとまりのない文章ですが…
とにかく、りんちゃんの存在は、私にとってすごくすごく大きいんです!
5歳の誕生日を迎える、普通の健康な子なら当たり前の事だけど、我が子を亡くした私からしたら、奇跡のような事なんです。
大きな手術を乗り越えて、今、笑顔で5歳の誕生日を迎える事が出来たりんちゃんに拍手です!!
りんちゃんおめでとう!
生まれてきてくれて、ありがとう!
我がファミリーを選んでくれて、ありがとう!
りんちゃんの叔母ちゃんになれた事、本当に幸せに思うよ!!
そして、産んでくれた兄嫁ちゃんにも、本当に心から感謝します。
りんちゃんと出逢わせてくれて、どうもありがとう!!
たくさんの天使ママが頑張っています!