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前回は、大石洋子先生の6日目のワーク実践についてでした。
「愛とは何か?」と自分に問うことによって、自分の潜在意識に書き込まれたマイルールに気づくことができるとのことです。
そのマイルールは、幼少期に創られた誤った思い込みや偏見のことを指しますが、一番近くにいる親の影響が色濃く出たもののようです。
今も尚、ネガティブの原因となっているマイルールが親の影響を受けているとなると、考えることは一つ
自分は親として子供に勘違いさせるような言い方や行動をとっていないか、ということです。
先日フォローさせて頂いている方の記事で印象深い動画がありました。
2022年9月10日、88歳でご逝去された、高見のっぽさんのインタビュー動画(2015年)
です。
高見のっぽさんは、NHK教育の『できるかな』で1970年から1990年までの約20年間、「ノッポさん」として出演されていました。
当時の幼稚園、小学生低学年までの子供たちにとって、ひょうきんな工作の先生でした。親がVHSで毎回録画してくれて、それをテープがすり減るまで観ていた記憶があります。
ノッポさんのおかげで工作が大好きになり、幼稚園、小学校低学年まで、図工が得意中の得意でした。何なら出した絵はコンクールでバンバン入選していました。
そんなノッポさんは、今も尚私の中で大きな存在です。
この動画を観て、本当に涙が出そうになりますが、一番心に残るのは「2:54」からです。全文を書き起こします。
ーーお父さん、お母さんへ
ボクを小さい頃に観ていて、今は大きくなってお父さん、お母さんになっているでしょう。
そして、小さいお子さんをお持ちでしょう。
で、その小さいお子さんにとって、あなたは「いいお父さんですか?」「いいお母さんですか?」
どうかいいお父さん、お母さんになって下さい。
あの頃小さかった私はノッポさんがおっしゃる通り大きくなり、ありがたいことに、小さな男の子二人を授かっています。
これまで父のようにいつも不機嫌で子供を邪魔扱いするような目をしないよう、注意してきたつもりです。
しかし、時に自分の余裕がなく、また子供たちのやんちゃぶりが度を越してくると、どうしても声を荒げて制しようとすることがあります。
心の勉強をしていても、どうしてもやってしまう自分の弱さに自己嫌悪しつつ、何とかしようと戦う毎日です。
「いいお父さんですか?」
当時、『できるかな』の番組内で、(マスコットキャラで相棒の)ゴン太くんにイタズラをする時のような、そんなイジワルな表情でおっしゃるのです。
子供の頃、悪いことをしてバレないように隠していたけれど、大人には見透かされている。そんな気持ちになり、ドキッとさせられました。
「小さい子供を一人前の人間として扱う」
気持ちとしては非常に理解できます。子供であろうと一人の独立した人格であり、それを尊重するということは当然であると頭では理解できます。
しかしながら、目の前で食べ物を粗末にする、窓から物を投げる、そんなやりたい放題な状況になると、どうしても「言って聞かせなければ!」となってしまいます。
ノッポさんの言うように「〜して頂けますか?私の切なる願いです」と声をかけてこの3歳児に通用するのか。そんなことを思ってしまう未熟な私です。
ふと思い起こせば、当時の親は、今の私よりももっと若かったはず。もっと経験が浅い中でやっていたのだと想像できます。そう思うと何でもかんでも親のせいにするわけにはいかないですね。
自分も同じようなことをやっている、それだけで親を責める資格はないでしょう。
他ならぬノッポさんのお願いです。さらに心を強く持って、子供に接しなければならないですね。
子育てもまた、魂の学びであると痛感させられます。さらに精進します。
末筆となりますが、高見のっぽさんのご冥福を心よりお祈り致します。本当にお疲れ様でした。
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