こんにちは
前回は引き寄せや願いを実践する際に、「執着してはいけない」というお話を紹介させて頂きました。引き寄せたい事柄を強く思えば思うほど、余計に「ない」という現状が気になり出します。そうなったが最後、「ない」状態への引き寄せが一気に加速するということです。
ある程度納得して引き寄せに入ったら、「手放し」てしまうことも大事ですね、ということででした。
今回も執着しようとすると起こることについてご紹介させて頂きます。
プロセスを考え始めてしまう
引き寄せで大事なことは、それが目の前に「既にある」という状態を感じることにあります。何かよくわからないけどそれが今そこにあるということです。
ところが、成就したい願いについて考えれば考えるほど、それが叶うまでのプロセスを想像し始めてしまいます。あるいは、「このような状態で叶うのかも」というように、結果にまである程度予測を立てるようなことまでしてしまう可能性があります。
するとどうなるか。宇宙なるもの、もしくは神様かもしれませんが、引き寄せを作用させようとする存在が、あなたのためにプランとして用意してくれていたのに、勝手にプロセスが上書きされてしまい、想定していた結果と異なるものになってしまうということです。
例えば、「大金を引き寄せる」という願いだった場合を考えます。
神なる存在は「ある人物からビジネスの提案があり、これに向かって本人が努力、迅速に行動をとることにより、気流に乗り、長いスパンで見た時に莫大な利益を産む」とプランを立てていたとします。
ところが、当の本人が「なかなか大金入ってこないな。やっぱり金額が高すぎたか。1億なんて大金が入ってくるとしたら、現状宝くじくらいしかないよな」などと考えると神なる存在は「そんな方法じゃないよ!そもそもそれじゃあなたの成長にならないでしょうが」となって、この引き寄せは白紙となってしまいます。むしろ、「宝くじにでも当たらない限りは大金が入ってこない」ということになり、いつまでも現状は変わらないでしょう。
「手放す」ことは「お任せ」すること
前回の記事では、「手放す」ことが必要と申し上げました。また、その前にエントリーした「神社での願い方」の中で紹介した、小林正観さんのおっしゃっている「神様の仰せに従います」という考え方です。
手放すことは神様にお任せしますということです。私たちがやるべきは明確な結果の創造であり、その後に続くイメージです。「何だかわからないが大金が振り込まれている」と想定し、「そうなったら自分はどうするだろうか。どんな気持ちなんだろうか」ということに集中すればいいのです。「振り込まれている状態」にする筋書きは「神のみぞ知る」ということですね。
今回も引き寄せが失敗する原因の一つについて考察しました。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます
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