北の大地とYAMAHAセロー

札幌在住です。北海道や日常のことを、のんびりアップしています。

私の2024年映画ベスト1は

2025年01月07日 | 日記
 これは即答で『侍タイムスリッパー』です。
 自主制作映画で、8月末に東京でわずか一館の上映から始まって、評判が評判を呼び、ついに全国で上映され、北海道でも大変な評判になっています。
 お話の面白さ、俳優さんたちの熱演、何役もこなした監督の情熱、メジャー会社が自主制作映画に協力した、熱い熱い作品です。
 9月に観た時、かなり人が入っていました。みんなで笑ったり、しんみりしたり、懐かしい映画館の雰囲気になっていました。
 私は主人公がイチゴのショートケーキを食べた後の台詞に、泣けてしまいました。友人は主人公が若い頃からタイムスリップ前までのことを回想する場面で泣けたそうです。
 チラシの画像を貼らせてもらいます。



そして元旦に驚いたのはこの新聞広告です。(北海道新聞より)

 札幌市内はまだ二つの映画館で上映中です!浦河の大黒座さんでやっているのもうれしいですね。
「初笑いは『侍タイ』で!!」
これはまるで昭和のお正月映画の宣伝文句ですね。
 また観に行かなきゃな! 
 




2025/01/02 今年も(は)よろしくお願いいたします

2025年01月02日 | 日記
 皆さんあけましておめでとうございます。
 なんと、一年三か月ぶりの投稿になります、森野です。一昨年の秋、新型コロナについにかかってしまい、かなり酷い喘息状態になりました。その頃薬が足りなくて、二か月位ずっとつらかったです。
 仕事は頑張って行ってましたが、夜スマホやパソコンを使うのがきつくなり、長いご無沙汰となりました。
 今はすっかり元気になりましたので、この一年ちょっとの事を、またブログに書いていこうと思います。それでは皆さん、またよろしくお願いいたします🙇

バイクと『地球の歩き方 北海道』

2023年09月06日 | 日記
 札幌は数日最高気温が30度を下回りました。気がつけばあと二か月で冬、雪が降るので北海道のバイクシーズンも終わりです(^^;ハヤイナー
 7月の東北ツーリング以来、近場をチョロチョロしてます。
 8月29日は少し早く仕事が終わり、当別町の林道へ。久しぶりでしたが、ここは以前より人が入っていないようでした。
 
 
 
 
 
 林道は鹿やキツネが走ってました。日没が近づいているので退散です。
 
 無事収穫できますように。

 9月3日には昼前に夕張までふらっと行ってきました。
 
 
畑脇のフラットダート、楽しい(^-^)
70年代半ばまで、北海道はこんな道路ばかりだったなあ。
 
 
 
 
 川端駅
 
 川端駅前にある『お弁当のたなか』。昔はスーパーだったと記憶してます。
 
 12時40分過ぎに寄ったので、すでにいくつかのお弁当はできないと言われ、ハンバーグ弁当600円を頼みました。
 
 出来上がったお弁当を手にしたら、ずっしりと重い。コンビニ弁当の二倍は重い。おかずもご飯も多い。これで600円は驚きです。
 夕張の滝ノ上公園で木陰に座っていただきました。
 
 
 今読んでいて楽しい本が二冊あります。
 
 『地球の歩き方 北海道』、『地球の歩き方 札幌・小樽』
 
 『地球の歩き方』なので、北海道への行き方や地下鉄の乗り方など「旅の準備と技術」がしっかり書かれていて、いかにも『地球の歩き方』。
 
 各巻460~470ページあり、雑誌形式のガイド本では取り上げないような場所まで紹介されていて、地元民が読んでも本当に楽しいです。
 なお、『札幌・小樽』の表紙は今
 
 こんなカバーがかけられていまして、カバーの裏には「同業者100人に聞いた本当にうまい店完全リスト」が載っていて、面白いです。
 北海道に興味のある方、ぜひ一度手にとって、ご覧ください(^-^)

 



 






 

『ゴールデンカムイ』の足跡

2023年08月31日 | 日記
 久しぶりに札幌は最高気温が29度に下がり、ほっとしています。
 『ゴールデンカムイ』実写映画の予告編や、出演者のあいさつが昨日発表されました。どんな感じに仕上がるのでしょうか?
 主役の杉元役は、漫画原作実写映画主演数No.1、山﨑賢人さん。漫画の杉元は目付きの鋭い、時に過激、時に優しく、時にユーモアのある男なのですが、山﨑さんがどのように演じるのかな?アシリパさんは山田杏奈さんですか。原作と異なり、成人女性なんですね。特に漫画で人気のキャラなので、山田さんのプレッシャーは相当なものだと思います。脇は名だたる俳優さんがしっかり固めていますね。

 さて、ここは江別市の石狩川そばにある『防災ステーション』です。『ゴールデンカムイ』では主人公たちが石狩川を外輪船で下って行く場面があるのですが、実際に江別市では外輪船が石狩川を往復して物資を運んでいました。その歴史がここで紹介されています。






全景がうまく入らなくてすみません、この大きな模型は、吹き抜けの中空に設置されているので、うまく写りません。中に入れるようにして欲しかったなあ。
 外輪船の手前にはこの船が描かれた漫画のページが展示されています。

 そしてその横には、

なんとアシリパさんのサインが!

もちろん杉元のサインも!
 二人が次元と時空を越えて江別にやってきてくれたようです。
作者さん、去年ここを来訪したんですね。色紙の絵が、なんて丁寧なんだろう。実直な方なんだろうな。

 ここは一階で江別の特産品を格安で売っています。二階の食堂は手頃な価格で食事ができます。『ゴールデンカムイ』ファンの方、ぜひ聖地巡礼でここを訪れてください(^-^)




東北ツーリング10 函館~札幌、暴風雨の帰還

2023年08月20日 | 日記
7月15日(土)東北ツーリング最終日
 本当に大変だったのは東北ではなく、北海道の帰路だった。函館は朝から雨が降り、風もかなりある状態。朝食のパンを食べレインウェア上下を着、ツーリングバッグにカバーをかけて外へ。濡れたシートをグローブで拭いて、8時過ぎにホテルを出発。

国道5号線を進むが、札幌の自宅まであと300キロ以上走ると思うと、うんざりしてくる。
 強い雨風の中、大沼公園から高速に入る。横風が強いので、車高が高くて軽い自分のオフロードバイクは、走るのがかなり厳しい。下道の方が良いのかと、森で降りて5号線を走るが、これは大失敗だった。5号線すぐ脇の海も大荒れで、波しぶき・雨・風で大変なことに。あっという間にずぶ濡れになっていく。
 どうせ濡れるなら山側の方がまだましだろうということで、「この天気の中、絶対帰る!」という強い意志のもと八雲から再び高速に乗る。
八雲サービスエリア下の道路。この近辺は晴れていれば素敵な風景なのだが…。

暴風雨と闘う自分の画像も一枚撮っておいた(^^;ナニカアッタトキノタメニ

 走ってみると、確かに左が山側の高速の方が、まだましだった。
 悪戦苦闘しながら、『かなやのかにめし』を昼食にするため、再び高速を降りる。
 長万部駅すぐそばの『かなや』は食堂はまだ開いていなかったが、売店は開いていた。

 自分用と奥さん用にお弁当を二つ買って、ふと目を横に向けると『自由席』と書いた部屋があり、中をのぞいてみると懐かしい列車のシート(函館~青森間を走っていた『海峡』のシートらしい)がセットされ、休憩室になっていた。




 素晴らしい休憩室にうれしくなってレインウェアを脱ぎ(入口脇の床に置いたのだが水びたしになっていました。ごめんなさい…)、いそいそと中に入ってシートに座り、かにめしを食べる。駅のホームで売っていた頃が懐かしい。

このデザインが旅情をそそったんだよなあ

家族や友人とボックスシートに座ってワイワイやっていたなあ

懐かしい味わい。駅弁マニアなら、網走の『かに飯』もぜひ食べていただきたい。ご飯が長万部と違うのです。

 大型ディスプレイには、かなやの社長が撮ったという会社の歴史と、社員さんへのインタビュー動画がある。漁の際に網にかかる毛がにがやっかいもので困っていた時、かなやの創始者が「ゆでて食べてしまおう」と言い出して、食べてみたら美味しかったので、そこから毛がにが食べられるようになった、という話にびっくり。社員さんたちは照れ屋さんが多いようで、社長が「この仕事のこつは?」と聞いていくのだが、「特にコツは無いです」と時にぶっきらぼうにも見える謙そんばかりで、逆に親しみがわいた(^-^)
 強風の中再び走り出す。雨風はひどいままで、全身で横風と戦いながら走り続けた。
 途中で歯がカチカチ鳴り出して、かなり冷えているのを感じる。レインウェアは用をなさなくなり、中までびしょ濡れ。パーキングエリアの自販機は、なんと「冷」のものばかりで、サービスエリアまでがんばる。サービスエリアで熱いコーヒーを飲んだ時には、お腹の中からジワジワと温まり、気持ちが落ち着いた。
 どうせ濡れているからと、このまま高速を走ることにする。苫小牧近くから雨足が弱まり、気温が上がってきた。苫小牧のフェリーターミナルの案内板が早くも懐かしく見える。そのまま車の流れに乗って、千歳~札幌の自宅に着いた。奥さんがお風呂を入れてくれていたのですぐに入り、本当にほっとした。
 初の東北ツーリングは、自分にとっては大変な冒険だった。行く前は結構ドキドキしていたが、北海道と異なる自然や文化はとても興味深かった。また、あちこちで地元の方々と話したのは本当に楽しかった。

 北海道に遊びに来てくれる人たちを、自分も温かく迎えたいと思った東北ツーリングだった。
 今まで読んでくださった皆さん、ありがとうごさいました。(^-^)
 おわり