小動物と出会うのも山歩きの楽しみです。
場所は限られますが、ナッキー(エゾナキウサギ)は特に愛らしくて癒されます。
鳴き声は聞こえてもなかなか姿を見せませんが、良く探すと案外見つける事ができます。
この写真は9月のニペソツ山で撮ったものです。
大きな望遠レンズを構え何時間も待たないと撮れないと思っている方もいらっしゃるようですが、
これは手持ちの標準〜中望遠ズームで歩いている最中に撮ってます。
7月の子育ての時期と9月の越冬用の餌集めの時期は、頻繁に出歩いて良く見かけます。
何年も歩いていると「数撃ちゃ当たる」でこんな愛らしい姿を捉える時もあります。
エゾナキウサギ
(蝦夷鳴兎、Ochotona hyperborea yesoensis )は、ウサギ目ナキウサギ科に属する小型哺乳類。
ユーラシア大陸北部に広く分布するキタナキウサギの亜種である。北海道の北見山地や大雪山系、
夕張山地、日高山脈など、主に800m以上高山帯のガレ場に生息する。岩のすき間で生活する。
食性は植物食で、葉や茎、花、実などを食べる。冬眠はしないが、夏から秋にかけて葉などを岩の間に
ため込み、冬の保存食を作る。「なきうさぎ」という名前の通り、甲高い鳴き声でよく鳴く。
オスとメスとでは鳴き声が異なる。オスは「キィッ」または「キチィ」という音を発声する。この鳴き
声を3月から10月にかけての時期は1度に4 - 16音発声し、それ以外の時期は1音のみの発声が多い。
メスは「ピュー」「ピィーッ」などの伸びのある発声と、「ピィツィ」「ピキィ」などの短い発声をする。
3月から10月にかけての時期は「ピィルルルル」「ピィッピィッピィッ」という連続を発声する。
Wikiより